0001爆笑ゴリラ ★
2020/11/23(月) 10:13:56.07ID:CAP_USER9オリコン
小説家デビューを果たしたジャルジャルの福徳秀介
お笑いに向き合う真摯でストイックな姿勢でも知られるジャルジャル。初優勝した『キングオブコント2020』や大晦日9時間ライブなど、芸歴17年にしてなお激しい競争の場に身を置き、YouTubeでの毎日ネタ配信で貪欲に芸を磨く。そんな“天下取り”にこだわる姿勢は、第7世代を中心とした昨今のお笑いシーンのどこか和やかな空気感とは異なる。個人としては『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(小学館)で小説家デビューという新たな表現にも挑戦した福徳秀介に、丸くなったと言われる自身の現在地、ジャルジャルの目指す頂点について聞いた。
【写真】レスリー・キーが撮影した、ジャルジャルの衝撃的な全裸アート作品
◆芸人と小説家の仕事は地続き “芸人なのに良い本を書く”フリになる
――小説家デビューされました。お笑いにストイックな福徳さんが、小説で表現をしようと思った真意を教えてください。
【福徳秀介】 そもそも芸人は普段ネタを書いているから、仕事上書くことが得意な人も多いと思います。僕は学生時代、恋愛小説ばかり読んでいたんですけど、書くことも好きでした。芸人になってから小説執筆を勧められて、気づいたら2年くらい書き続けていたなか出版のお話をいただき、挑戦することにしました。そこから改稿に改稿を重ねてようやく出版へ。4年間をかけた渾身作です。
――芸人として人を笑わせる、小説で自身の思いを伝える。表現の違いはどう意識していますか。
【福徳秀介】 小説では自分を表現するという感覚はないです。小説に本気で取り組めば、良い本ができると思う。真面目な良い本を書けば、“芸人なのに良い本を書くやつ”っていうフリにもなるし、ネタに良い役目を与えることもあります。それがより笑いを増幅させる。そういう意味では、お笑いも小説も地続きで、双方に良い影響を与え合います。基本的に僕は100%芸人ですが、ネタも小説も“ものづくり”をしているという感覚は同じ。頭のなかで仕切りはありません。
――『キングオブコント』は13度目の挑戦での頂点。毎年競争の場に出続けてきた裏にある思いとは?
【福徳秀介】 「コントの賞レースでタイトルをとらないことには、この先ずっとやり続けることはできない」という意識がモチベーションになっていました。1度だけでもコントのチャンピオンという称号が欲しかった。高校時代ラグビー部で体育会系のジャルジャルとしては、負けたままでは終われない。優勝するまで出続けると決めていました。
――頂点に立って変わってことはありますか?
【福徳秀介】 周囲の評価ですね。以前はジャルジャルって尖っていて扱いにくいというイメージがあったと思うんですが、「13回挑戦し続けるただのコント好き」とわかってもらえた気がします。ぜんぜん尖ってない(笑)。ただ、いろいろなお仕事のお話をいただけるのはありがたいんですが、僕らはネタ番組を中心に出演したいです。
――そういうスタンスがジャルジャルらしい尖った姿勢に思えますが…。
【福徳秀介】 トークやバラエティに出ないのは、苦手だからです。芸歴18年目ですから、コンテスト優勝をきっかけにメディア出演を増やしたり、仕事の幅を広げたりという時期は過ぎています。10年目までそのスタンスでいろいろやった結果、僕らは向いていないということに気づいて。出演しても盛り上げることができないですし、それでギャラをもらうのも申し訳ないなと。
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全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c09695428276e509177ca191d17fd9cfaf2fbb5