“ディナーショーの女王”が大ピンチだ。今年、デビュー40周年を機に精力的に活動している歌手の松田聖子(58)も、さすがにコロナ禍を打ち負かすことはできなかったか。

 発売中の「週刊文春」が伝えるもので、聖子は、デビュー40周年の今年、7都市11公演のツアーを計画していた。動員は10万人弱で、10億円以上のチケット収入を見込んでいたという。

■恒例ディナーショーは1カ所のみ

 さらに昨年は、1人5万円の高額チケットで、芸能人最多の23公演をこなしていた「クリスマスディナーショー」も大幅縮小された。今年、開催されるのは「グランドプリンスホテル新高輪」(飛天の間)1カ所4公演だけ。記事では音楽関係者がディナーショーの売り上げは1公演2000万円で、昨年と比べると約4億円の売り上げ減、40周年ツアーの分を合わせると14億円以上の損失になるだろうと分析している。ベテラン芸能リポーターはこう語る。

「聖子さんはかつてのような集客力はなく、40周年といえども、1会場数万人規模のドームツアーは厳しいのではないかとみられていた。近年のメインはやはりディナーショーです。しかし頼みの綱のディナーショーは、密室空間で食事をしながら観賞することになるので、コンサートに比べてリスクは高い。今年は他の歌手のディナーショーも、全滅か大幅縮小は避けられないと思います」

 24回目の紅白出場が決定した聖子。コロナ第3波が襲来する中、女王は紅白に“全集中”を余儀なくされる年の瀬になりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1b96fb972825084f31d4dd4ebc6b380612f94ec
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