0001首都圏の虎 ★
2020/11/18(水) 18:35:34.81ID:CAP_USER9メキシコ戦は、0−2で敗れ、10月、11月の日本代表の強化試合は2勝1敗1分で終わった。
攻撃陣は、個性がある選手をいろいろ組み合わせて、相性、融合などを見ることができたし、メキシコ戦も敗れたとはいえ、決定的なチャンスを作るなど攻撃面で収穫があった。決定力が求められるのは、今回に限ったことではなく、その精度を選手おのおので高めていくしかないのだが、改めて課題を突き付けられたことは、ワールドカップ(W杯)前で良かったと思うしかない。
来年3月、W杯2次予選では今回の海外組に国内組が融合する形で代表が編成される予定なので、今年成長した姿を見せている三苫薫や古橋亨梧などJリーグで活躍している選手が入れば、違う変化をもたらすことになり、非常に楽しみだ。
一方、DF陣、とりわけセンターバックに目をやると4バックでは吉田麻也と富安健洋が4試合中3試合でスタメンとなり、植田直通、板倉滉はパナマ戦での3バックの際の起用に終わった。現状は、吉田・富安のコンビがメキシコ戦では2失点したものの安定感があり、この2人がW杯予選、カタールW杯の第1セットになっていくのだろう。
だが、彼らに続く次のセンターバックの顔が見えない。
主力の2人に刺激を与える存在が出てこなければ、彼らのためにもチームにとっても、プラスにならない。実際、W杯予選、W杯本大会は厳しい試合が続き、累積警告で出場停止になる試合もあるだろうし、どちらかが故障する可能性だってある。そうした時、彼らとそん色ないプレーを披露できる選手を整えておかなければならない。
パナマ戦でプレーした植田は、空中戦に強く、フィードの質も高いが、ビルドアップでのパスミスが散見され、そこからカウンターを食らうシーンがあった。もうひとつ安定感に欠けるなど、彼らの次というポジションに至らない。板倉は、カバーリングの良さ、対人の強さを見せ、ビルドアップには積極的に参加し、左サイドから攻撃を組み立てていた。吉田と富安に一番近い位置にいるが、センターバックの序列で3番目というポジションを確保したとは言えない。
国内でいえば一番、面白そうなのが…
今後、吉田・富安の間に誰が入っていくのだろうか。
国内でいえば一番、面白そうな選手が瀬古歩夢(セレッソ大阪)だ。アカデミー育ちで2年目の若手だが、今年はレギュラーに定着。「自分の持ち味はビルドアップ」と自身が語るように両足でビルドアップができ、闘争心むき出しでプレーするハートの強さも国際試合向きだ。パナマ戦ではビルドアップの面で難しさが露呈したが、瀬古ならもっと柔軟にプレーし、攻撃を組み立てられた可能性がある。守備面でも183センチ、72キロと身体を活かして対人の強さがあり、Jリーグでもその強さを見せている。マタイス・デリフト(ユベントス)を目標にしており、海外志向も強い。吉田のバックアップとして代表で経験し続ければ大成するポテンシャルを持っており、今後、招集してほしい選手だ。
渡辺剛(FC東京)も吉田の後を継ぐ候補の1人。昨年末のE-1選手権でデビューし、森保一監督の視野にある有望株。FC東京ではレギュラーに定着しており、空中戦に強く、対人の強さもある。守備の総合力は東京五輪世代ではもちろん、センターバック全体でもトップランク。チームでは、23歳ながら副キャプテンを任されるなど、キャプテンシーも持っている。吉田の後継者として、守備力、キャプテンシーともに満たしており、これからA代表に常に入り続けていけば、瀬古、富安とともにいい競争ができるだろう。
谷口彰吾(川崎フロンターレ)も代表で見てみたい選手だ。キャプテンを任されたことで責任感が増し、守備におけるリードにも厳しさとともに余裕を感じさせるようになった。今年の川崎のリーグ最少失点を実現している立役者であり、中堅どころとして計算が立てられる選手でもある。2017年のE-1選手権以来、代表招集はないが、今シーズンの結果を受けて来年、選出されたとしても何ら不思議はなく、このタイミングでどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみだ。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f7e818b23d4ed2efd27ff622d58e1afe96eaab0
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201118-00082183-sdigestw-000-3-view.jpg