11日には「苦悩」語っていた相内投手(インスタグラムより)

 プロ野球・埼玉西武ライオンズから来季の戦力外通告を受けた相内誠投手は、2020年11月17日に自身のインスタグラムの「ストーリーズ」機能でユーザーからの質問に答えた。

 12年に自身で無免許・速度超過運転を起こし、今年4月には首都高で速度超過運転をし、有罪判決を受けた同僚選手の車に同乗していた相内投手。それらの経緯を受けてか、「結局なんであんなにスピード出したんですか??? 」という質問に対し、相内投手は「知らんわw」と返答した。

■格闘技の練習「今から技術的なことやってもキツイ」

 相内投手は12年ドラフト2位で千葉国際高校(現:翔凜高校)から西武に入団。活躍が期待されたものの1軍で目立った実績を残せず、11月3日には球団から来季の戦力外通告を受けた。

 その後は、球界引退と格闘家への転向志望がスポーツ紙などで報じられた。5日には自身のインスタグラムのストーリーズで「人殴って勝ったら褒められるんでしょ?普通に考えて魅力ヤバくない?w」と格闘家に興味を持ったきっかけを語っていた。一方で、11日にはインスタグラムの通常投稿で「猫を被るのも正直しんどいし、プロ野球という場所が窮屈に感じていたのも事実」と球界で生きることへの苦悩も口にしていた。

 相内投手は17日にインスタグラムのストーリーズ機能で、ユーザーからの質問を受け付けた。「何見てたんですかー?」という問いには「(格闘家の)朝倉みくるさんのやつ」、「格闘技の練習本格的に始めた?」という問いに「いや、今から技術的なことやってもキツイからとりあえず走ってる」と、さっそく格闘家転身への意識をのぞかせるコメントを返した。

 12年の西武仮契約後には無免許・速度超過運転を起こした。今年4月には首都高で法定速度を大幅に超過して走行し、のちに懲役3ヶ月、執行猶予2年の判決が下された同僚・佐藤龍世選手の車に同乗していた。このことを引き合いに出してか、「結局なんであんなにスピード出したんですか??? 」という質問も出たが、相内投手は「知らんわw」と返答した。

「売り子」への気遣いも
 野球関連の質問にも答えた。「プロ野球選手をやってみての感想」を聞かれると、

「上には上がいる いすぎる」

 「マウンドでビビりたおしてるのにSNSでイキリたおしてるのは何故ですか?」という質問には、

「勝利投手=メンタル強い 敗戦投手=ビビリ とでも思ってる?どんな世界で生きてきたんだ君は」

 とそれぞれ返した。

 ライオンズへの思いものぞかせた。埼玉より千葉が好きか、という問いには「もちろん」。ライオンズが好きじゃないのか、と聞かれると「そーゆわけじゃないよw みんな地元は好きでしょ?」と説明した。

 将来西武のエースになりそうな選手を聞かれると、「えーだれだろw今井(達也)、こうな(高橋光成)の後なら井上(広輝)とかゆうたろう(渡邉勇太朗)とかじゃん?」と後輩投手の名を挙げて期待を寄せた。

 球場で「売り子」をしていて、4年間のラスト勤務を終えた、と語ったユーザーに対しては「あれ背中に背負ってる飲み物重そうなのに小さい女の子とかが何時間もやってるの普通に考えて凄いと思う お疲れ様でした」と気遣う一面もあった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e71be8a274b495d4a24a7e5bf9e3d5a91e090c80
11/18(水) 15:09配信

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