◇14日 DeNA5ー4巨人(横浜)

 DeNAの佐野恵太外野手(25)が3割2分8厘で自身初となる首位打者を手にした。この日は左肩関節脱臼による抹消から18日ぶりに1軍登録されたが出場はせず、3厘差で追っていた同僚の梶谷が2打席無安打だったため、タイトルが確定した。

 ドラフト制施行後、セ・リーグでは最も下位指名(9位)での首位打者獲得。今季はラミレス監督から主将、4番に抜てきされチームをけん引、大リーグ・レイズに移籍した筒香の穴を埋める活躍を見せ「初めてタイトル獲得をできたことは素直にうれしいが、終盤はけがで出場することができずに悔しい思いをした。来シーズンは全試合出場を目標に、チームの勝利に貢献できる打席を一つでも増やしていけるよう、これからも挑戦する気持ちを忘れずに頑張る」とさらなる飛躍を誓った。

 今季限りで退任するラミレス監督も「5年間監督をやらせてもらってベストな決断が佐野を4番キャプテンにしたこと。まさか首位打者を取るとまでは正直、予想はしていなかったが、彼ならできると思っていて実際にやってくれた。今年のようなプレーを常に続ければ必ずベストな打者になれると思う」と期待を込めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68a0defc9dd96935a046d482ae6c93f3a855c38b
11/14(土) 20:12配信

https://www.sanspo.com/baseball/images/20191227/den19122705030002-p1.jpg

https://npb.jp/bis/players/91995134.html
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