11/11(水) 14:08配信
読売新聞オンライン

 読売新聞社と日本将棋連盟は11日、福島市で12、13日に開催予定だった第33期竜王戦七番勝負第4局について、挑戦者の羽生善治九段が体調不良を訴えたため、延期することを決定した。七番勝負は、26、27日に鹿児島県指宿市で行われる第5局を第4局として続行する。


 羽生九段は今月7、8日に行われた京都市の仁和寺での第3局を終え、東京都内の自宅に帰った9日夜、38・9度の発熱があったため、病院で診察を受けた。10、11日も診察・治療を受けたが、熱が下がりきらず、入院することになった。

 これを受け、読売新聞社と日本将棋連盟は、規定に基づき竜王戦委員会を開き、対局の延期を決め、豊島将之竜王の了解も得た。

 羽生九段の発熱の原因は特定に至っていないが、新型コロナウイルスのPCR検査、インフルエンザの検査とも陰性だった。

 羽生善治九段のコメント「この度は私自身の体調管理の不行届きにより、竜王戦の対局延期の事態を招き、豊島竜王、主催者、特別協賛、協賛の各社、対局場の設営に御尽力を頂いている関係者の皆様、多くの将棋ファンの皆様に多大な御迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます。しっかりと療養をして一刻も早く万全の態勢で将棋を指せるように最善を尽くします。誠に申し訳ありません」

https://news.yahoo.co.jp/articles/0236e352e4c004f4d230d61691eb62e0fe4b05e8