日本でも国民的人気を誇るファミリードラマ「フルハウス」「フラーハウス」シリーズでお馴染み、タナー家の思い出が詰まった住宅が、約5億5千万円を超える額で売却されたことがわかった。

1987年から1995年にかけて米ABCテレビで放送された「フルハウス」は、米サンフランシスコを舞台に、妻に先立たれたダニーが3人の娘たちを育てるために義理の弟ジェシーと親友のジョーイと繰り広げる、笑いと感動の共同生活ドラマ。2016年には、「フルハウス」から30年後のタナー家を描くスピンオフシリーズ「フラーハウス」が製作され、2020年6月配信のファイナル・シーズンをもって完結を迎えた。

約33年間タナー家を見守り続けたのが、高くそびえ立つ3階建ての家だ。サンフランシスコに位置するこの家は、「フルハウス」「フラーハウス」の外観ショットで使用されていた。2016年には、両シリーズのプロデューサーを務めたジェフ・フランクリンが、この家を約4億円で購入。ところが、近所の住民が観光客による騒音被害の可能性などを訴えたこともあり、購入から約3年後の2019年夏、フランクリンは同住宅を売却していたのだ。

それから1年が過ぎた2020年10月、米TMZによれば約535万ドル、日本円にして約5億6,000万円にも及ぶ金額で、新たな買い手に売却されたという。ちなみに敷地面積は、3,728平方フィート(約346平方メートル=104坪)。間取りはというと、4つの寝室に加えて、暖炉・ウォークインクローゼット・ジャグジー付きバスタブを取り付けたスイートルームが最上階全体に備えられているとのこと。さらに、サンフランシスコ湾が一望できる景色付きだ。新たな家主は「フルハウス」のファン…かどうかは定かでない。

Sawady
2020.11.11 7:00 News | Tv/Movie
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