11/10(火) 20:12
文春オンライン

「恋あた」中村倫也が ドSイケメン社長役で“炎上” 佐藤健と「差」がついた理由とは?
中村倫也 ©AFLO
 いま、中村倫也(33)が一部で“炎上”している。

 問題となっているのが、森七菜(19)主演のTBS火曜ドラマ「この恋あたためますか」(通称「恋あた」)。アイドルになる夢が破れ、コンビニのアルバイト店員をしている樹木(森七菜)と、業界最下位のコンビニチェーン社長が「一番売れる」スイーツの開発を通して繰り広げる「スイーツ×ラブ」ストーリーだ。

【画像】“ドSイケメン”中村倫也の胸キュンハグ

 かなりベタな“ザ・王道”の作品そのものにも賛否があるが、最も評価が分かれているのは、主人公の相手役、ツンデレ&ドSのイケメン社長・浅羽拓実を演じる中村倫也である。

 もちろん《カッコ良すぎる》《キュンが止まらない》《演技が上手い》などと絶賛する人たちもいるのだが、中村倫也のコアなファンを中心にこんな声もあがっている。

《中村倫也に演じてほしいのは、こういうのじゃない》

《大好きだからこそ、残念》

《中村倫也の無駄遣い》

《ただのイケメン役は違う》

《俺様キャラには違和感》

 なぜ、こうも評価が分かれているのだろうか。
“食べきれないほどの胸キュンてんこ盛り”に沸いた「恋つづ」

 ドSのイケメンに胸キュンする王道ラブコメ作品といえば、TBS火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(2020年)が思い浮かぶ。佐藤健(31)演じるドS医師“魔王”天堂に心乱されたという方も多いんじゃないだろうか。

 同作はまるで恋愛シミュレーションゲームのように、胸キュンテクが短いスパンで随所にちりばめられ、YouTube等の動画世代をも釘付けにする作りになっていた。

 例えばド定番の“バックハグ”、おでこをコツンとぶつけてからの“耳撫で”や、“髪をほどいて撫でる”。さらに第7話で話題となったのは、“壁ドン→顎クイ→強引キス”からの「俺の知らないところで泣くな」というフルコース。食べきれないほどの胸キュンてんこ盛り具合に、悶絶する女性が続出していた。

 佐藤が披露する豊富なテクニックに、視聴者は瞬時にSNSで熱狂の声をあげた。

《不意打ちはやばいでしょ》

《あーもう全てが最高》

《佐藤健えっろ》

 ドラマとSNSを同時にウォッチしていると、アイドルコンサートにおける「コール&レスポンス」のような熱気が立ち上るやりとりが繰り広げられていた。

ベタな“ドSイケメンキャラ”の魅力を再確認

 同作で佐藤健は「東京ドラマアウォード2020助演男優賞」を受賞。その際にはこう語っている。

「世の女性たちを胸キュンさせるというミッションを課せられたのですが、女心が分かるかというと難しかった。プロデューサーの方たちにシーンごとに意見を聞きながらやらせていただきました」

 佐藤健の“プロの仕事”で「恋つづ」は視聴率・評価ともに右肩上がりに上昇し、社会現象と化していったのだ。

「恋つづ」フィーバーが起きる前までは、“ドSイケメンキャラ”はあまりにベタすぎてちょっと古い感じが否めなかったが、なんだかんだ言っても「いつもは厳しいあの人がふとした瞬間に見せる優しさ」「強引にキスされる感じ」の魅力は永遠なのだということを再確認することになった。
理想のドSイケメンなのに批判的な意見が噴出

 今回、中村が演じているのも、そんな安定の魅力を湛える“ドS イケメンキャラ”だ。

「恋あた」の浅羽は最下位コンビニチェーンの改革を託され、親会社から出向し社長に就任。自らの成功を企む超合理主義者でかなりクールなため、一見、何を考えているかわからない。しかし一方で、家庭不和のトラウマを抱えていて影があり母性本能をくすぐられるところもある。

 まさに理想のドSイケメン。佐藤健に負けず劣らず胸キュンフィーバーが起きてもおかしくはない。にも関わらず、批判的な意見が噴出しているのだ。

 そもそも中村倫也といえば、どんな役にもハマる幅の広い俳優だ。

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全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/06c0a3af3e5138afd502e82cd72eac59a7840bf9