11/10(火) 11:56
スポーツ報知

吉本若手の第3の劇場「森ノ宮よしもと漫才劇場」が12月1日スタート 中田カウス「大阪城に続く名所になれば」
森ノ宮よしもと漫才劇場の発表会見に出席した(前列左から)漫才作家・大池晶氏、「見取り図」盛山、リリー、中田カウス、「アインシュタイン」稲田直樹、河井ゆずる
 吉本興業の若手漫才師による公演「森ノ宮よしもと漫才劇場」が大阪・森ノ宮のクールジャパンパーク大阪SSホールで12月1日にスタートすることになり、10日、同劇場で発表会見が行われた。

 吉本が運営する「上方漫才協会」が後援し、12月で誕生丸6年を迎える大阪・なんばの「よしもと漫才劇場」、今年1月にオープンした東京の「神保町よしもと漫才劇場」に続く“第3のマンゲキ”に。貸しホールのため常設劇場ではないが、月間およそ20公演が行われる。コロナ対策で当面は前から3列目以降の212席を使用する。

 この日の会見では、マンゲキで腕を磨き、過去に上方漫才協会大賞を受賞した「アインシュタイン」「トット」「吉田たち」「見取り図」「ミキ」の5組がライブ配信の中、ミニ漫才を披露。「見取り図」のリリー(36)は「略して『モリマン』で」と劇場の愛称を提案したが、上方漫才協会会長の中田カウス(71)に苦笑いで却下された。

 カウスは「芸人がどんどん増えてきて、受賞者のほかにも何百組といる。なんばでできないイベントもやれるだろうし、大阪城、桜並木に続く名所になれば」と公演の長期化に期待を寄せた。

 会見に出演した5組のうち、「トット」を除く4組が「M―1グランプリ」の2回戦を突破している。「アインシュタイン」の稲田直樹(35)は「目の前のお客さんのためにコツコツやっていることがM―1につながる。相方(河井ゆずる)がもうすぐ40歳なので、ファイナリストをプレゼントしたい」と初の決勝進出を宣言した。

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