悪僧?道鏡の木像奉納 せんとくん作者が海老蔵さんイメージしつつ制作 奈良
花澤茂人
毎日新聞 2020年11月9日 15時09分(最終更新 11月9日 16時34分)

 「悪僧」と呼ばれることが多い奈良時代の僧侶、道鏡(?〜772年)の印象を変えたいと、道鏡の出身地、大阪府八尾市の女性らで作るグループ「道鏡を知る会」のメンバーらが8日、縁の深い西大寺(奈良市)に等身大の木像「道鏡禅師像」を奉納した。像の制作は奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」をデザインした彫刻家の籔内佐斗司(やぶうちさとし)・東京芸大教授が手がけた。寺の四王堂で営まれた開眼法要には約70人が参列し、遺徳をしのんだ。

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/11/09/20201109k0000m040091000p/9.jpg?1

https://mainichi.jp/articles/20201109/k00/00m/040/084000c