俳優の妻夫木聡(39)が主演を務めるTBS日曜劇場「危険なビーナス」(日曜後9・00)の第5話が8日に放送され、平均世帯視聴率は10・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。

 初回は14・1%で、同枠では、最終回で平均世帯視聴率32・7%を記録した前クールの「半沢直樹」に続く好発進。第2話は12・5%、第3話は11・7%、第4話は11・0%と推移し、好調を維持していた。

 2016年8月に講談社から刊行された、累計発行部数63万部のベストセラー小説が原作で、主人公が弟の失踪をきっかけに名家の遺産を巡る謎に迫るミステリー。妻夫木は04年放送の「オレンジデイズ」以来、16年ぶりの同枠での主演で、正義感が強くウソがつけない独身の獣医・手島伯朗を演じる。

 また、謎の美女・楓を吉高由里子(32)が演じ、主人公の弟役は染谷将太(28)。そのほか、ディーン・フジオカ(40)、中村アン(33)らが出演する。

 第5話は、伯朗(妻夫木)のもとに差出人不明の手紙が届く。そこには「今夜、康治が殺される」と書かれていた。一方矢神家では、波恵(戸田恵子)が夜7時に親族を集めて“開かずの間“を開け、遺産を再確認することを決めて…という展開だった。

スポニチ

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