2020年11月6日 16:11
発信地:ロサンゼルス/米国
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【11月6日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)はラスベガス・レイダース(Las Vegas Raiders)に対し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のプロトコルを無視したとして罰金50万ドル(約5200万円)を言い渡すと同時に、2021年のドラフト6巡目指名権も剥奪したと、同国のスポーツ専門チャンネルESPNが5日に報じた。

 NFLはレイダースのジョン・グルーデン(Jon Gruden)ヘッドコーチ(HC)にも罰金15万ドル(約1560万円)を言い渡しており、同チームが新型コロナウイルスの感染防止規則違反で今年科された罰金は、合計120万ドル(約1億2500万円)に上った。

 レイダースはすでに今季第2週のホーム開幕戦でマスクを適切に着用していなかったとしてチームに25万ドル(約2600万円)、グルーデンHCに10万ドル(約1040万円)の支払いが命じられていた。さらに、試合後には無許可従業員のロッカールームへの立ち入りを許したとして、チームは罰金5万ドル(約520万円)を追加された。

 NFLは新型コロナウイルスの試合日の検査で陽性者が増加していることを受けて、3日に感染防止規則を強化し、試合中のサイドラインでは選手やスタッフにマスクの着用を義務付けることになった。

 レイダースは特定の違反で一度以上警告を受けていたが、その後も違反は続けられていた。ESPNによると、これ以上ルール違反が繰り返されれば、より厳しいペナルティーが追加される可能性があるという。(c)AFP