「オリックス2−4楽天」(5日、京セラドーム大阪)

 楽天・小深田大翔内野手(25)が、今季33度目のマルチ安打を記録。07年・渡辺直人の32度を超えて、球団の新人記録を更新した。

 初回に先頭で中堅右への二塁打で出塁し、先制点への起点となると、九回は1点を勝ち越してなお2死二塁で左翼線への適時二塁打を放ち、勝利を決定づける貴重な追加点をたたき出した。

 球団新人記録には「知らなかったです。1年目の直人さんを超えられたのはうれしい。もっと伸ばせるように残り2試合も頑張りたい」と小深田。新人王を懸けた残り試合にも「しっかりいつも通りのプレーができるようにしたい」と意気込みを示した。

 今季は兼任コーチとして小深田を指導し、6日・西武戦(楽天生命)で自身の引退試合を迎える渡辺直は「すごくシーズンを通して成長した選手。チームを引っ張っていけるように、これからも頑張ってほしい」と後輩の活躍に目を細めた。

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11/5(木) 22:04配信