「セックスは不潔なんかじゃねえよ、気持ちいいもんだぜ?」
「うそ、やだ、や……ガロッ……ひぐっ……」

片想いの相手とはいえ寝込みを襲われてレイプされるなんて思わなくて、いやいや首を振ったけど体格差とずっぽりハマったちんこから逃げられないし、そうこうしてるうちに指で知ることのなかった奥の奥まで貫かれて一瞬だけ落ちかけてしまう。
なんとかだらしない声を出さないで済んだけど、このままではまずいと抵抗したかったのに百戦錬磨の遊び人のガロの方が行動は早く、男相手は初めてとか言いながら的確にリオの弱い場所を攻めて行く。
なんとか唇を噛み締めて声を出さないように堪えていたけど感じているのはもちろんガロにバレてしまって、でもガロも敢えて何も言わずにただただリオの身体を貪ることに集中してて、荒い二人分の息がリオの部屋に響いてた。

ガロはすでに消火後に一戦女の子とヤッてたから割ともったけと、リオは初めて極太極悪ちんこに犯されてる上にやばいくらいのテクニックで今にも声が出そうになりながら、射精ありなしどちらでもイキまくって、それでもガロが止めてくれなくてその日の夜は一晩中身体にセックスというものを刻まれてしまう。

気絶寸前まで犯し尽くされて、それでもまだ体力の有り余ったガロが自信たっぷりに「どうだ、セックスは不潔なんかじゃねえだろ」って言うから完全に力は抜けてたけどリオがガロの顔を引っ叩いた。

「そういうことじゃない!恋人でもなんでもない奴と寝るお前が不潔だって言ってるんだ!馬鹿!うう……馬鹿……こんな奴好きになるんじゃなかった!」

ばしばし叩きながらリオの口が滑ってしまう。
告白なんてするつもりはなくて、ずっとこの気持ちをしまっておくつもりがどうしても耐えきれずに気がつけば口が先に動いていた。

「好きって」
「あ……違う、今のは間違いだ」
「好きって言ったか?」
「言ってない!」
「言ったろ」

ガロとしては今までどんな女の子と寝て、その子に「付き合いましょうよ」と言われても「好き」と言われても全然心に響かなかったのに、リオに言われた瞬間初めての気持ちが湧いてしつこく追及してしまう。

「ンだよ、言えよ」
「うるさい!馬鹿!」
「付き合えばいいだろ?」

これまで誰か特定の女の子と付き合うことがなかったガロからすれば、自分から付き合おうと言った言葉にまず驚いたけど、あまりのスムーズに出てきた言葉と違和感のなさにさらに驚いていた。

「はぁ!?お前みたいな軽薄な奴とは付き合いたくない!」
「軽薄じゃなかったらいいのかよ?」
「は……?」

リオの怒りは大体わかったと携帯を手にして連絡先を全て削除して、ガロはニカっと笑ってみせた。

「これからはお前しか見ない。これでどうだ?」
「う…………」
「よーし、決まりな」
「なっ……待て、ちゃんと……んんっ!」

目の前でそんなことをされるとは思わなくて、無言になったリオを肯定と勝手に解釈したガロに反論しようとしたのに、開いた口を無理やりキスで塞いで、強引に恋人関係を結ぶガロだった。


……happy end?