11/3(火) 13:03
スポーツ報知

茂木健一郎氏、吉本芸人の政治姿勢に私見「権力に融和的というか、それを支持するようなふるまい」
茂木健一郎氏
 脳科学者の茂木健一郎氏(58)が3日、自身のブログを更新。吉本興業所属の芸人をはじめ、お笑いタレントの政治姿勢について、私見を述べた。

 この日、反対派の勝利に終わった大阪都構想の住民投票を振り返り、「大阪都構想の話は、役者がみな個性的だし(松井市長、吉村知事、そして橋下徹さん)、コメディにするには黄金の機会というか、海外のコメディアンだったらよろこんで飛びついているネタだと思う」と書き始めた茂木氏。

 「吉本さんがあるので大阪は笑いの首都みたいになっているけれども、特にテレビなどの媒体で、こういうのが取り上げられないのはふしぎだ」と疑問を呈した上で「そのかわりに、吉本の芸人さんで目立つのは権力に融和的というかどちらかというとそれを支持するようなふるまいで、それはコメディアンの本来の仕事ではないと感じる」とチクリ。

 その上で「ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんを異端視する人がいるけど、村本さんの方がコメディアンとしてはよほど本来のあり方だと思う」と政権批判の言動が目立つ村本を評価。

 「こうなったら、万博と同じで誘致するしかないのかも。日本にボラットがきたら、いろいろやってくれるだろうから、ボラットが日本に来たときの台本を頭の中でいろいろ想像すると面白いかも」とトランプ政権を皮肉って話題の映画「ボラット」に触れた上で「とにかく、日本の『お笑い』、吉本の『笑い』は、世界のコメディ界でも、特異点的な存在になっている」と結論づけていた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/e77a48f75051406fcacb16b2b32291d342f273ed