サッカーの米女子プロリーグNWSLで、来季から参入するレーシング(ケンタッキー州ルイビル)は28日までに、シカゴ・レッドスターズから元女子日本代表FW永里優季(33)の加入が決まったと発表した。永里は自身のツイッターに突然の移籍決定への驚きと、「ファンとチームにお礼を言いたい」などと古巣チームへの感謝の言葉をつづった。

永里は9月にレッドスターズから神奈川県2部リーグの男子チーム「はやぶさイレブン」に期限付き移籍した。今月18日のリーグ戦では日本協会の第1種(一般・大学)に登録された女子プロ選手として初の公式戦出場。後半ロスタイムには自身のパスから実兄のFW永里源気の得点も演出。約8分間、男子選手と対等にプレーし、3−1の勝利に貢献した。今後への期待も大きかっただけに、チーム関係者は「まったく聞いていない」と寝耳に水の様子だった。

永里は11年女子W杯優勝や、12年ロンドン五輪銀メダルの立役者の1人として活躍していた。

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