2020年10月27日 10:00芸能
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 俳優の中井貴一(59)と女優の鈴木京香(52)が共演するテレビ東京の連続ドラマ「共演NG」(月曜後10・00)が26日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。

 月曜午後10時枠の連続ドラマが新設された2018年4月期以降、午後10時スタートの初回としては18年7月期「ラストチャンス」の6・1%を上回り、歴代1位となった。

 「共演NG」という業界のタブーに切り込み、ドラマ制作の舞台裏を描く一大エンターテインメント。25年前に破局し、共演NGとなった実力派大物俳優・遠山英二(中井)と人気女優・大園瞳(鈴木)を中心に“大人のラブコメ”が展開される。

 中井は6年ぶりの民放連ドラ出演、テレ東連ドラは初主演。企画・原作はヒットメーカーの秋元康氏(62)。脚本・監督は「モテキ」「まほろ駅前番外地」などの大根仁監督(51)が務める。

 初回放送の最後の提供クレジットに、飲料メーカーの「キリン」と「サントリー」が1画面に並び「この番組はキリン、サントリーの提供…ん?キリンとサントリー?この番組は、どうにか共演OKになったキリンとサントリーの提供でお送りしました」というナレーションが流れる異例の演出があった。ライバル社が提供クレジット1画面に収まるのも異例という。

 エンドロールが終わると、キリン「一番搾り」、サントリー「モルツ」「金麦」とビールのCM3連発。そして、赤字のキリンが上、青字のサントリーが下と上下に並んで1画面に収まる異例の提供クレジットが表示された。

 キリンビールの公式ツイッターはドラマ開始前に「今夜22:00からテレビ東京系列にて、ドラマ『共演NG』が放送されます。弊社も、とある企業とまさかのコラボ…!?メチャメチャ笑えて胸がキュンとする“大人のラブコメ”。放送をお楽しみに」と投稿。

 SNS上には「遊び心が過ぎるw」「スポンサーも共演NGに乗って笑った」「OK出した2社の好感度上がったわ」「共演NGをコンセプトに、スポンサーを倍確保させるなんて、テレ東、素晴らしすぎるな」「順番とか、どっちが先か揉めそうだけど、50音順でキリンが先に落ち着いたのかな?それとも単純に出資額の差なのか…気になる〜」などの書き込みが相次いだ。