102年前に富山で起こった「米騒動」に基づく井上真央の主演映画『大コメ騒動』(読み方:だいこめそうどう 2021年1月8日公開)の主題歌が、米米CLUB書き下ろしによる「愛を米(こめ)て」に決定。本楽曲が挿入された新たな予告編が公開された。

 本作は、1918(大正7)年の「米騒動」がいかにして起きたのか? 歴史的な事件を、貧しい漁師町のおかか(女房)たちにスポットを当ててたどる物語。主人公・松浦いとに井上真央がふんし、2007年公開の映画『ゲゲゲの鬼太郎』の本木克英監督と再びタッグを組む。共演に室井滋、夏木マリ、富山出身の立川志の輔、柴田理恵ら。

 米米CLUBのリーダー、BONは本作の感想を「まさしく今のコロナ禍の時代、これからどうなるんだろうということにおいてもオーバーラップされて。一人一人がちゃんと真っ直ぐ前を向いていれば何とかなるんじゃないか、元気をもらえる映画で、すごく良かったです」とコメント。

 カールスモーキー石井は、主題歌に込めた思いを以下のように語っている。「女性の強さはもう十分、映画で描かれているので、このコロナ禍で世界中が苦しんでいる、その中で歌われる曲って何なんだろうって思ったんです。この映画のためだけじゃなく、この映画から広がっていくような世界が歌にないといけないなって、思うんですよね。みんなを鼓舞するとか元気づけるとかそうゆうんじゃなくて、近寄ってて、肩をポンっと優しくたたいてあげたいな、そうゆう歌であってほしいなって思いました」

大コメ騒動
米米CLUB
 新予告では、米の価格が高騰していき「生きているだけで精一杯」なおかかたちの闘いの日々が克明に描かれている。「悔しくて悔しくてはらわたが煮えくり返っとるわ!」と怒りに燃えるいと(井上)。おかかたちは出稼ぎに行った夫に代わって家を守り、約60キロもある米俵を担いで朝から晩まで働き詰め。にもかかわらず、その米を家族に食べさせられないのはなぜなのか。理不尽な試練に見舞われるおかかたちの葛藤が浮かび上がる。

 米米CLUBのコメント全文は以下の通り。(編集部・石井百合子)

映画『大コメ騒動』は2021年1月8日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開、1月1日より富山県にて先行公開

<米米CLUBコメント>

・本編を鑑賞した感想

カールスモーキー石井
 単純に感動しましたし、こんなに“米”という言葉が出てくる映画、今まであっただろうかというくらい出てきて、この人たちみんな米米CLUBに入れたいなと(笑)。“女性が強い”というのは身に染みて思っていますけど、“あそこまで強いとは!”と映画を観て感じました。

BON
 ストレートに感動しまして、自分たちの主題歌が最後に流れたとき、グッときちゃいましたね。米騒動は文字面では知っていますけど、本当に日本の歴史の中でそういったことがあって、家族を守る女の人のエネルギーが素直に伝わってきたので、本当に感動しました。まさしく今のコロナ禍の時代、これからどうなるんだろうということにおいてもオーバーラップされて。一人一人がちゃんと真っ直ぐ前を向いていれば何とかなるんじゃないか、と元気をもらえる映画で、すごく良かったです!

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

2020年10月21日 7時00分
https://www.cinematoday.jp/news/N0119334
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【動画】米米CLUBの主題歌入り新予告
https://youtu.be/mQgfPuJCKDE