サッカー・J2新潟の2選手が19日に酒気帯び運転などでクラブとの契約を解除されたことに続き、20日はJ1仙台の選手が不祥事で契約を解除された。
新型コロナウイルスの影響で各クラブが厳しい経営を強いられる中で相次いだ問題に、Jリーグの村井満チェアマンは20日、
臨時実行委員会後の記者会見で「つらい思いをしている社会で少しでも希望の存在になろうと誓い合ってやってきた。地域の期待を裏切る結果となり、本当に残念」と述べた。

新潟は9月に選手が酒気帯び運転で摘発されながら、練習に参加させて試合でも起用。10月にリーグから問い合わせを受けるまでリーグに報告しなかった。
道義的責任に加え、報告義務違反についてリーグは裁定委員会で処分を検討する。

 仙台は20日、週刊誌で女性への暴行が報じられたMF道渕諒平(26)との契約を解除した。8月にトラブルがあり、クラブは事情聴取して道渕を自宅待機としリーグに報告。
9月に示談が成立したというが、クラブが週刊誌の内容を確認したところ、当初の説明と大きく食い違っていたという。【福田智沙】

https://news.yahoo.co.jp/articles/490ab5ba9a465396e4da89e19bae7cd0af040813