10/19(月) 14:43
スポーツ報知

海老蔵、小池都知事と文化振興について会談 コロナ禍で歌舞伎座は「客足が鈍っている」
都庁で面会した東京都の小池百合子知事と市川海老蔵
 歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)は19日、都庁を訪問し、東京都の小池百合子知事(68)と新型コロナウイルスが感染拡大する中での文化振興について会談した。

 会談の冒頭のみ報道陣に公開され、海老蔵は「今のエンターテインメントや伝統文化などの先のことをお話できたらと」とあいさつ。

 現在、主演公演の全国巡業中であることに触れ、「コロナ禍でこのような巡業をしているのは、世界的に見ても先駆けではないか」と話し、「PCR検査をまめに行い、何とか順調に来ています」と報告。公演では、観客動員を会場収容人数の50%に制限するなど対策を講じていることを明かした。

 また、8月から再開した歌舞伎座公演などについて、「やはりまだ東京都としては感染者の数が多いこともあり、歌舞伎座や国立劇場は少し客足が鈍ったままです」と現状を報告し、小池氏に意見交換を求めた。

 現在、海老蔵は巡業公演「古典への誘(いざな)い」(29日まで、12か所27公演)を行っている。11月には福岡・博多座で「市川海老蔵特別公演」(11月11〜25日)に出演することが決まっている。

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