0001THE FURYφ ★
2020/10/17(土) 16:43:29.67ID:CAP_USER9Korean Zombie」の前日計量が行われ、全選手がパスした。
メインイベントでは、フェザー級2位のブライアン・オルテガ(米国)と4位のジョン・チャンソン(韓国)が対戦。計量では、オルテガ、チャンソンともに
146ポンド(66.22kg)パスしている。
公式計量でオルテガは、キャップをかぶり登場するとスケールに乗る前にキャップを外し坊主頭で計量。146ポンドのコールに両手のひとさし指を上に。
その後に両手を重ねグレイシー柔術の三角形を作って見せた。
対するチャンソンはスケールに乗る前にマスクを外して計量。146ポンドのコールにガッツポーズで笑顔を見せている。
当初、両者は2019年12月の韓国釜山大会で対戦予定だったが、オルテガがヒザの負傷で欠場、チャンソンは緊急出場したフランキー・エドガーに
1R TKO勝利し、今回のオルテガ戦を迎えることとなった。
両者には因縁があるとされる。
当時、オルテガの試合キャンセルについて、チャンソンの言葉を「逃げた」と通訳した歌手のパク・ジェボムに対し、オルテガは2020年3月の「UFC 248」
観戦の際にジェボムの頬を叩く騒ぎが起きている。
しかし、その後オルテガは謝罪。チャンソンも「みんなミスはする。君の謝罪に感謝する。僕自身のトラッシュトークについても謝罪する。ファンは好むことだけど、
より慎重になるべきだった。僕たちの間には、真っ向勝負だけが残っている」と、応えていた。
14日に行われたバーチャル・メディアデーでも、その因縁について問われたオルテガは、「個人的な気持ちで向き合ったら、フェイスオフで俺たちは
取っ組み合いになってたはずだろ? でも俺は何も言わなかったし、彼も黙ってた。ただそこに戦うべき相手がいて、やるってだけだ」と、クールに回答。
対するチャンソンも「ブライアンのことを敵視したからってケージのなかでなんの役に立つ? だから個人として扱うことはしない。ただファイターとして見るんだよ。
プロの仕事なんだ。私怨で試合が組まれたわけじゃないから、誰のために戦うのでもない。自分がチャンピオンになるためには目の前の敵を倒すしかない、
それだけのことだ」と、ケージの中で自身が生き残り、勝ち上がるために戦う、とした。
計量に向け、髪をバリカンで切り落としてる動画をアップしたオルテガ。減量苦からのものと思われたが、実際には、化学療法を受けるなど髪の毛を失いウィッグを
必要としている子どもたちのために、ヘアドネーションとして寄付したことをマネージャーのティキ・ゴーセン(元WEC・UFCファイター)が明かしている。
巧みなボクシングに加え、強力な柔術を武器に、2018年12月の前戦マックス・ホロウェイ戦の4R TKO負けまで、15戦負け無し(1NC)の戦績を誇るオルテガだが、
ヒザの負傷から1年10カ月ぶりの復帰の不安は残る。
「自分にも自分のキャリアにとっても、ずっとノンストップでやってきて、心と身体を休めて自分自身を見つめ直すことは必要だった。完全に盲目になってて……
でも咀嚼し直して戻って来れた。日に日に立ち直るというのかな……負けたときはそこでいっぱいになってしまうけど、次第にすべてにおいて良い面を
見つけられるようになって、そして、腑に落ちてくる。スポーツの本質じゃないかな。ありのまま受け入れる。そしてポジティブな方法を見つけて、自分にかかる
プレッシャーを軽減するってことだよ」とオルテガは、復帰までの道のりを語った。
メキシコからの不法移民の両親のもとに生まれ、ロサンゼルス港湾地区サンペドロの低所得者用公営住宅で育った。当時は治安が悪くオルテガ自身も
ストリートファイトに明け暮れたが、トーランスに移り住み、13歳からグレイシー柔術アカデミーでヘナー・グレイシーの指導を受けた。初めてケージで戦ったのは
15歳で、素手のオープンハンドの試合で15kg大きな相手を三角絞めで極めた。ニックネームの“T-City”は、トーランス市から取ったものだ。
「簡単な戦いを望んだことは無い。俺にとっては、こんな感じだよ。“よーし、いま一番ワルいヤツはどいつだ? 誰とやると一番盛り上がるんだ?”ってね」
「UFC Fight Night: Ortega vs. Korean Zombie」は、日本時間18日(日)朝5時にスタートするプレリム6試合がUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルにてライブ配信。
プレリムから8時開始予定のメインカード5試合を含む全試合がUFC FIGHT PASSでライブ配信される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eec369b95ab6831ac5fd8188987103c4138d734a