>>893
そお?
オーズの主人公は、
元々、世界中の人たちを幸せにしたい、という過大な欲望を持っていたのだけど、
その欲望を持ちつつ世界中を旅しているうちに、
内戦が激化してる国で知り合いの児童が死んだ、
その事で、自分がいかに無力な存在で、いかに誇大妄想的な望みを持っていたかを悟り、
「この先は、自分の手の届く範囲の人達だけを守れればいいや」と割り切って(割り切ったつもりが割り切れてないけど)、
「パンツ一枚あれば、衣食住、あとはどうにかなるから」と経験からくる楽観視で、
相変わらず人助けに精出す日々
自分の望みと、現実の難しさの狭間で、折り合いをつけつつ、自分が生きたいように生きていく、
そうなる過程を描いていたのだと思うけど