0001征夷大将軍 ★
2020/10/15(木) 17:21:07.07ID:CAP_USER9ハーフマラソン(21・0975キロ)の上位10人の合計タイムで10枠の本戦出場権を争う予選会は例年、陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールのコースで行われているが、今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、無観客で陸上自衛隊立川駐屯地内の1周約2・6キロの滑走路を周回するハーフマラソンで開催される。各校14人以内を登録し、当日に12人以内が出走する。
43校が出場した昨年は各校12人が縦一列になり、全校の先頭の選手がスタートラインにびっしりと並ぶ形が取られたが、今回はスタート時の密を避けるため、例年と異なる並び方になる。
出場46校を昨年度の成績に応じて2グループに分け、23校が前方ブロックに、残る23校が後方ブロックにそれぞれ各校縦1列に並ぶ。左右のチーム間は2メートル、前後の選手間は1メートルの距離を設ける。つまり、後方ブロックの23校はスタートラインから約12メートル後方からスタートすることになった。
前回の箱根駅伝本戦11位の中央学院大から前方ブロックの内側から並び、同12位の中大、同13位の拓大…同20位の筑波大と続く。それ以降は前回の予選会11位の麗沢大、同12位の駿河台大…の順で、同23位の立大までが前方ブロック。同24位の明学大以降が後方ブロックとなった。明学大の先頭の選手は中央学院大と中大の12番目の選手の間の後方1メートル、同25位の日本薬科大は中大と拓大の12番目の選手の間の後方1メートルという形で並ぶ。
明学大をはじめ後方ブロックの23校はスタートラインから約12メートルの“ハンデ”を負うが、前回の成績に応じたコロナ対策のスタート並び順を受け入れた。前回の24位から15位へ大幅なジャンプアップを狙う明学大の棚瀬亮治ヘッドコーチは(46)は「前回の成績による並び順は仕方ありません。選手には『目の前にいる中央学院大の選手に積極的に食らいついていこう』と言っています」と冷静に話した。
前回本戦で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大をはじめ上位10校はシード権を持つ。残された10の出場枠をめぐり、前回より3校増の46校がしのぎを削る。伝統校、新興校が入り乱れた激烈な争いとなることは必至だ。
中大は大会歴代最多の94回目の出場を目指す。日大は歴代2位タイの90回目の出場を狙う。日体大は継続中として歴代最長の73年連続(73回目)の出場を期す。
新興校としては2チームが初出場の可能性を持つ。
前々回、前回と2年連続で次点に泣いた麗沢大はエース杉保滉太(4年)を軸に「三度目の正直」で予選会突破を狙う。法大時代に箱根路を沸かせた徳本一善監督(41)率いる駿河台大も前回12位から初の箱根路を目指す。主将の石山大輝(4年)、日本学生1万メートル優勝のケニア人留学生のジェームス・ブヌカ(3年)、さらに心理学を学ぶために中学校体育教師を休職して3年に編入した30歳の今井隆生らチーム一丸で大一番に挑む。
予選会のハーフマラソンは個人レースではなく「団体戦」。エースはタイムを稼ぎ、中堅層は集団で手堅く走ることが定石。駅伝と同等の重圧がかかる予選会では「速さ」より「強さ」が求められる。
例年は終盤の起伏がある公園内が選手を苦しめるが、今回はスタートからゴールまでコースは平たん。当日の天気予報は曇りで気温も低めのため、レースは高速化が予想されている。
例年の並び方
https://hochi.news/articles/20201014-OHT1T50219.html?mode=photo&photoid=2
2020の並び方
https://hochi.news/articles/20201014-OHT1T50219.html?mode=photo&photoid=3
スポーツ報知 2020.10.15
https://hochi.news/articles/20201014-OHT1T50219.html