米国出身のロックバンド「ボン・ジョヴィ」のボーカル、ジョン・ボン・ジョヴィ(58)が13日、日本テレビ系情報番組「スッキリ」に出演。
コロナ禍の過ごし方を問われ「毎日、皿洗いをしていた」と意外な回答をした。

 VTR出演したジョンは「バンドは伝統を守りつつ、進化し続け楽しむこと」が大事だと語り、長年活躍し続けてこられたのは楽しんできたことが大きいと強調した。

 コロナ禍はどう過ごしていたかという問いには、寄付とボランティアで運営する米ニュージャージー州にあるレストラン「JBJ Soul Kitchen」で毎日皿洗いをしていたという。

 10年前の開店当時はジョン自身が皿洗いを担当していたが、多くのボランティアが参加し始め、一線を退いた。
「コロナ禍でボランティアが来られなくなり、皿洗いのプロの僕に声がかかった」と説明し、炊事場のシンクに立って「週5日、2カ月間、皿を洗ったんだ。重労働だったよ」と振り返った。

 3月20日のレストランのインスタグラムにも自身がシンクに立つ写真が掲載され、「いつもやっていることができないなら、できることをやろう!(If you can’t what you do…do what you can!)」と記載されている。

 こうした経験を元にして作ったのが7月リリースの楽曲「Do What You Can」だった。「コロナ禍のニューヨークは現実の世界と思えなかった。
でも僕はニューヨークの仲間たちと心は1つだと示したかった」と製作意図を明かし、番組に向けて大ヒット曲「Livin’ On A Prayer」などを披露した。

https://www.chunichi.co.jp/article/136351/1/
引用元:中日スポーツ