10/13(火) 18:19配信
毎日新聞

JR横川駅前に設置された「鬼滅の刃」のフォトスポットで愛犬を記念撮影する親子=群馬県安中市で2020年10月11日午後2時16分、佐藤伸撮影

 人気マンガ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の劇場版が16日から全国上映されるのを前に、JR東日本高崎支社などは11日、「鬼滅の刃×SLぐんま」のコラボ列車の運行を始めた。「鬼滅」ファンや鉄道愛好家らでにぎわった。

【ファンが多く訪れる八幡竈門神社】

 コラボ列車は12月末までで、JR信越線・高崎―横川駅間を土日曜日に1往復する。主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)らのヘッドマークを機関車に掲げ、客車の窓には登場人物らのイラストを張り出して乗客を歓迎している。アニメ版の声優が車内アナウンスするお楽しみも。高崎、横川両駅には記念撮影用のフォトスポットも設置された。

 初日は5両編成の客車を満席にして運行、家族連れでにぎわった。群馬県高崎市の会社員、平方伸一さん(42)夫婦は小学生の娘2人と乗車した。全員が「鬼滅」ファンといい、「SL好きだし、楽しい」と笑顔で話した。

 「鬼滅」は、鬼になった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため凶悪な鬼と戦う炭治郎の成長を軸に、きょうだい愛や友情を織り交ぜて描く剣戟奇譚(けんげききたん)。少年ジャンプに掲載されコミックのシリーズ累計部数が1億部を突破し社会現象になっている。

 乗車などの詳細はJTBの予約専用サイト。【佐藤伸】

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9487e06c3c9a5f205712926d548f0d5bcda6e9bf