10/12(月) 19:10
デイリースポーツ

野口五郎　筒美京平さん追悼「音楽に対する情熱を絶やさぬように」と手紙
野口五郎
　歌手の野口五郎が１２日、この日、訃報が流れた作曲家の筒美京平さんを追悼した。筒美さんは野口のシングル「青いリンゴ」、「季節風」、「女になって出直せよ」、「１９：００の街」など、長年にわたって多くの楽曲を提供してきた。

　野口は「ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスと海外レコーディングでは『あの時はとても楽しくて勉強になった』と後によく話してくださいました。２５歳になったらアメリカで勉強してきたら、と言われたこともありました」と、若き日のを回想。

　「８年ほど前、先生のご兄弟と僕と兄貴の４人で食事をし楽しい時間を過ごしました。その時、曲をお願いし、出来上がった曲とともにいただいた手紙に『音楽に対する情熱を絶やさぬ様に』との言葉があった。僕の宝物です」と、近年の交流と教えをつづった。

　「戦後以降、未来に続く歌謡曲、Ｊポップスが生き続けるのは、音楽の神様として降臨された京平先生がいらっしゃったからだと思います」と筒美さんの功績をたたえ、「今はただ感謝しかありません。心よりご冥福をお祈りいたします」と結んでいる。

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