10/8(木) 12:53配信
デイリースポーツ

ヤンキースの田中

 「ア・リーグ地区シリーズ・第3戦、ヤンキース4−8レイズ」(7日、サンディエゴ)

【写真】無念の降板…厳しい表情でマウンドを降りる田中

 ヤンキースの田中将大投手(31)は2本の本塁打を許すなど、5回途中8安打5失点で敗け投手となった。チームは連敗でシリーズ1勝2敗となり、リーグ優勝決定シリーズに向けて背水の陣であす8日の第4戦に臨む。

 試合後の田中は開口一番、「悔しさしかない」と言った。前回登板の9月30日のインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦では5回途中、プレーオフ自己最多の6失点。昨季まで採用していたノーワインドアップで臨んだこの日のマウンドでも5失点を記録し、「自分自身の状態が数段良かっただけに同じような結果になったっていうフラストレーションはハンパないですね。すごい辛いですね」と、心の中を支配する感情を吐き出した。

 2本の本塁打はいずれも変化球が捕手の要求したコースを外れた。「ここ一番、勝負どころのボールで甘くなってしまっている部分はあったと思う。それを逃さず打たれたのは大きかったと思います」と自己分析。1−1の四回無死一、二塁からキーアマイアーの3ランを被弾する前の打者、アダメスへのフルカウントからの際どいコースへのスライダーが四球となったことには「マウンド上にいた時は(ストライクだと)思いました。(映像を)チェックしてないんで分からないですけど、そこはきわどいところだったと思うし、審判の方がボールだと言えば、たぶんボールだったと思うし、うん、それ以外何もないです」。さらに「こういう状況だからこそ、しっかりと踏ん張ってゼロに抑えてベンチに帰るぞというメンタル、マインドでいたので引きずったというのはないです」と言い切った。

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