吉永小百合(75)が、主演映画「いのちの停車場」(成島出監督、21年公開)で共演する広瀬すず(22)が撮影現場で行ったPCR検査で新型コロナウイルスへの感染が明らかになって一夜明けた7日、同検査を受けて陰性だったことが分かった。製作・配給の東映の関係者が明らかにした。

また保健所から、広瀬との濃厚接触者に当たる関係者はいないと連絡が入ったことも、併せて明らかになった。広瀬の感染を受けて7日は撮影休止となったが、今後、広瀬が絡まないシーンに関しては撮影が可能な状況となった。

ただ、広瀬がどれくらいの日数、隔離されるか、詳細なスケジュールは出ておらず、広瀬が絡まないシーンをどうするか含め「撮影をいつ再開できるか(判断は)出ていない」(同関係者)状況だ。

「いのちの停車場」は、9月4日に東映東京撮影所でクラインクインし、クランクイン前に全スタッフ、キャストがPCR検査を受けて撮影に臨んでいた。検査は、映画の製作委員会に名を連ねる木下グループの協力の下、同グループが導入した最短30分で検査結果が判明する「リアルタイムPCR装置」で実施。同11日に同所で行われた撮影現場会見の際も、取材に駆けつけた38社、86人の取材陣全員にPCR検査を行い、陰性が確認された上で行った。

広瀬は6日、都内近郊で行われた撮影に参加するにあたり、定期的に行っているPCR検査を受け、陽性が確認された。劇中では、吉永演じる医師の白石咲和子が、石川県の実家へ戻って在宅医療を行う「まほろば診療所」を支え続ける、訪問看護師の星野麻世を演じている。 

日刊スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/96eddc6f10e576eca0de10046cddc0c6f8274555
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/img/202010070001177-w500_0.jpg