「日本人は海外を美しく誤解している。しかし実際は全然違う。」
名古屋グランパスエイト元監督アーセン・ベンゲル氏の言葉

日本人は海外を美しく誤解している。しかし実際は全然違う。
日本が東京のような大都会とすれば、
それ以外の国はアフリカのサバンナのようなところだ。

治安が悪いのはもちろんのこと、
日本人と比較すれば外国人の民度は恐ろしく低く、
日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。
隙あらばだまそうとする奴ばかりだ。
日本と違い階級社会である為、会話の全く通じない無知な愚か者も多い。

私は、時々、海外事情に疎い日本人が海外に行ったら、
精神に異常を来たしてしまうのではないか?と心配することがよくある。
海外について何も知らない日本人が海外に移り住むというのは、
都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で放り込むのと変わらないだろう。
悲惨な結果になるのは目に見えている。

日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。
これは日本人に反論されようとなにを言われようと、私自身の日本での
実体験、経験を通した確信であり事実だ。

問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、
日本人自身が全くわかっていない事だ。
おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。
最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気とわかって心底驚いた記憶がある。
信じられるかい?
こんな理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。 
本当に奇妙な人達だ。
しかし我々海外の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。

だから、私はいつも、海外に行きたいという選手がいたら、
よく考えて決めるべきとアドバイスしている。
日本でレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている海外に行く必要は全く無い。

海外では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせてもらえないかもしれない。
リスクが大きすぎるのだ。

日本のリーグのレベルを上げる事の方を、安易な欧州進出よりも優先すべきである。