『アバター2』の撮影が完了、3作目もほとんど完成

『アバター』の劇場公開からすでに10年以上経っているが、最近ジェームズ・キャメロン監督はやっと2022年リリース予定の続編の撮影が完了したことを明らかにした。
さらに、キャメロンは「アバター」の3作目も撮影がほぼ完成していると話した。
CinemaBlendの報道によると、9月17日に行われたAustrian World Summit 2020の開催中、キャメロンはアーノルド・シュワルツェネッガーとのインタビューの中で「アバター」新作の進展について話したという。

「『アバター2』を公開するときに『アバター3』の完成に向けて取り組み始めると計画しています」とキャメロンは話す。「私たちの現在の進捗ですが、私はいまニュージーランドで撮影しています。実写パートの残りの部分の撮影をしています。あと10%くらいでしょうか。『アバター2』はすでに100%完了し、『アバター3』も95%は完成していますね」とキャメロンは話す。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響で撮影が一時中断されていたが、キャメロンと彼のチームは6月にニュージーランド――オリジナルの『アバター』の撮影が行われた場所――に戻り、2作目と3作目の撮影を完成させるべく仕事を再開した。

2作目のプロットはパンドラの未踏の地域を探索するジェイク・サリーと彼の新しい家族を中心とする物語になることが明らかになっている。プロデューサーのジョン・ランドーはこのように述べた。「これはサリー家のストーリーで、家族が離れないようにどうしていけば良いかというものです。本作でジェイクとネイティリには家族がいますが、故郷を離れることを余儀なくされ、パンドラの別の地域を探索するのです。かなりの時間を水上、水辺、水中で過ごしています」
パンドラの広大な水の世界を見せるコンセプトアートや、「クラブスーツ(The Crabsuit)」というカニに似た大きな潜水艦のコンセプトアートはすでに公開されている。クラブスーツのほかにも、今後の「アバター」新作には見たことのない多くの新しい乗り物が登場する。

今年7月に多くのほかのディズニー映画と共に延期されたのち、「アバター」2作目は2022年12月16日、3作目は2024年12月20日の公開予定となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6421bc90406a43830c267b9c6be65308e5a25db0
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200929-00000001-ignjapan-000-1-view.jpg