HKT48メンバーが日々発信する言葉の中から、思わず笑ってしまうような「迷言」を、特命担当記者が勝手に選んでしまう企画。8月は5期生のトリックスターが、実の妹にも突っ込まれた一言を選びました。

 デスク「8月の迷言は何かあった?」

 特命担当記者F(以下F)「そうですね。松本日向(19)の『I’m go to USJ行きたい』にしましょうか」

 デスク「…ひとまず内容を聞こうか」

 F「そのままなんです。8月2日にツイッターにそう投稿したところ、実の妹でアイドルグループ『SUPER☆GiRLS』の一員でもある愛花から『I want to go to USJ ??ってこと??爆笑』と返されていました」

 デスク「USJはユニバーサル・スタジオ・ジャパンか。大阪出身の彼女らしいといえばそうだが…」

 F「『I’m〜』に続く言葉でしょうから、『go to USJ 行きたい』は名詞なんでしょう。つまり、最近話題になっている『Go To』キャンペーンについて言及しているわけです」

 デスク「どうした急に」

 F「要するに、これは『USJ来園を呼びかけるGo Toキャンペーンの象徴に私はなる』というやる気の表れです。天才としか言いようがありません」

 デスク「なるほど! って、どう見ても違うだろう(笑)。しかし、なんとも絶妙に面白い間違い方だな」

 F「松本日向の英語間違いでは、伝説的なものがあります。2018年4月、『早送りカレンダー』のカップリングでもある『Just a moment』という曲の歌唱メンバーに入った松本は、ミュージックビデオ撮影時のかわいらしいオフショットとともにテキストも添えたのですが、題名が『Jast a matumoto』になっていました」

 デスク「どうしてそうなった」

 F「読み方をカタカナにすると『ジェイスト ア マトゥモト』でしょうか。『モーメント』が自身の名前の『マツモト』に誤表記されてソロ曲みたいになったばかりか、『s』が足りないので『マトゥモト』になってしまっている。その後、撮影場所から見えた美しい桜とともに爽やかなオフショットも公開したのですが、そこでも曲名は『Jast a matumoto』。ファンの指摘に『間違えた!』と反応しましたが、最後まで『Jast』は修正されませんでした。これには、卒業した月足天音も『笑いの神って呼ばせて』と脱帽していました」

 デスク「確かに神が降臨している」

 F「正直、勉強はあまり得意ではないんでしょうけど、彼女はいつも『分からない』ことを恥ずかしからずに『なんでなん?』『なにそれ?』と人に聞くんです。それはすごく偉いなと思いますね」

 デスク「分からないことを、そのままにしない。仕事でも大事なことだな」

 F「松本は高校を卒業した際、あれこれ大人に聞いて回る様子を動画などで公開する『松本社会人』という企画をツイッターでやっていました。新型コロナウイルス禍で難しい状況もあるでしょうけど、個人的にはまた、きっちりとした作りで見たいなと思っている企画です。彼女が気になるなら、新聞社の仕事ものぞきに来てもらいたいですね」

 デスク「松本社会人、西日本新聞社に降臨か…。ぜひ実現してほしいなあ」

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