FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹、女優の橋本環奈らが28日、都内で行われた映画『小説の神様 君としか描けない物語』の公開直前記念イベントに出席した。

原作は、『medium 霊媒探偵城塚翡翠』で「このミステリーがすごい!2020年版」「2020本格ミステリ・ベスト10」で第1位を獲得した相沢沙呼氏による小説。佐藤はナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也、橋本はクラスの人気者でヒット作を連発するドSの小説家・小余綾詩凪を演じる。真逆な2人が、反発しながらも物語を一緒に作る青春ストーリーが描かれる。

 新型コロナウイルスの影響を受け、公開を延期していたが、10月2日に封切りを迎える。佐藤が「どんな状況であれ、この映画をたくさんの方々に観てもらえることが本当にうれしいです」と感慨深げに語ると、橋本も「この作品は映画館のスクリーンで観ると、より感動できる作品だと思います。皆さんに観ていただけるのは、純粋にうれしかった」とほほ笑んだ。

 今作で初共演を果たした2人。佐藤は「他の作品ではツンツンしてたり、怒鳴るキャラクターのイメージがあったので、実際もそういう方なのかなと思っていた」と明かしつつ「初めてお会いした時にコンビニ袋一枚くらいの荷物で来て、本読みを終えてサラッと帰る。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんは他にいない。1ファンとして国民的に愛されている理由が分かりましたね。現場のみんなが彼女のファンになってました」と絶賛した。

 佐藤の言葉に少し照れくさそうな表情を浮かべた橋本は「キャストみんなのコミュニケーション能力が高かった。特に大樹くんは誰とでも仲良くなれて、年上にも年下にも好かれる存在だなと思いました」と笑顔で話した。

 舞台あいさつにはそのほか、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が出席。出演していたTBS系日曜劇場『半沢直樹』が最終回を迎えたばかりの愛之助は「きょうは“オネエ”ではなく、ちゃんとした父親役です」と、ドラマで演じた黒崎役を引き合いに出して、笑いを誘っていた。

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