https://hochi.news/articles/20200928-OHT1T50136.html
2020年9月28日 14時40分

日本テレビの小杉善信社長の定例会見が28日、東京・汐留の同局で行われ、27日に急死した女優の竹内結子さん(享年40)についてコメントした。

小杉社長は、突然の訃報に「驚きを持って受け止めております」とコメント。「画面で見る表情からはうかがい知れないことが起きている。何が起こっているんだろうという思いでいっぱい」とした。竹内さんは同局系連続ドラマ「ダンダリン」、Huluの連続ドラマ「ミス・シャーロック」などに主演。小杉社長は「『ミス・シャーロック』は竹内さんの代表作になるのでは、と考えておりました。可能なら続編もと思っていましたが、かなわぬこととなった」と無念さをにじませ、「もう新しい作品に出ていただくことはできない。出ていただいた作品を大切にしていくことが亡くなった方への思いになる」と語った。

また竹内さんは同局の「所さんの目がテン!」(日曜・前7時)内の里山暮らしのコーナー「かがくの里」のナレーターを務めていた。福田博之取締役によると、産後間もない竹内さんの新型コロナウイルスの母子感染リスクを鑑(かんが)み、4月半ばすぎからナレーションを休む旨の申し出が本人からあったという。ここ最近の「かがくの里」のナレーションは同局の佐藤真知子アナウンサー(27)が代役を務めていた。