記者席から捕手のサイン盗むのは40年前からある

木俣達彦「松坂大輔は入る時から喝」中日ドラゴンズ 2019年3月2日
https://www.youtube.com/watch?v=WmfiDDPmrOo

木俣達彦 プロ通算19年 2,142試合出場 中日の正捕手を17年間

木俣さんの発言 31分50秒〜

・僕たちは40年前からやっている。サイン盗みを。アメリカより先にやってるんだから(笑)
・それで僕はどれだけホームラン打ったか分からないですよ。(球種が)分かっておって(笑)
・(サインを盗まれたより)盗んだ方が多かった。
・どういうふうにやったかお教えしましょうか?
・名古屋球場だと、記者席が下にあった。一列ぐらい下にあった。その真ん中にスコアラーがいる。
 そのスコアラーから捕手のサインが見える。(捕手の股間の所から)指が見える。
 それで真っ直ぐや変化球が分かる。それをファーストのコーチ、或いはサードのコーチに教える。
 で、ファーストのコーチが少し動いたら変化球とか。(動くのは)ちょっとの事で良い。
・僕は右打者だから、一塁。左打者だったら三塁を見たら良い。
・それでちょっと(ランナーコーチが)動いたら変化球、真っ直ぐというのは分かる訳ですよ。
・(プロは分かったら打てるんですね?)非常に率は高いと思いますね。分かっておれば。
・それでそういう事が凄く問題になって、そういう事をやったら没収試合になるとか、作った訳ですよ。
・一番(サイン盗みを)やっておったのは、広島なんですよ。古葉監督なんです。
・で、見に行かせたんです。センターのバックスクリーンの中に。
 そうしたら、センターから双眼鏡で俺のサインを見ておったんです(笑)
 これは間違いないんですよ。盗んでいると。
・それをどういうふうに教えたか分からないんです。バッターに。
・だから逆にしたんですよ。真っ直ぐとスライダーのサインを。
 スライダーのサインだったら、シュートを逆にしたからね。
 全然逃げなくて、デッドボールばっかりですよ。踏み込んで来るから。
・絶対に皆、動かないですもん。絶対にアウトコース来るなと思って。
 あっ これは絶対にやってるなと。
・でも、誰もどうして教えたか?というのが一切選手は言わなかったね。
 やっぱりこれは企業秘密で言わなかったと思うんだけどね。
・やり方は僕はいろいろあると思うんですよ。伝達の仕方はね。