史上初の延期となった東京オリンピックの開幕まで300日となった26日、陸上男子100メートルの日本記録保持者で米国から一時帰国中のサニブラウン・ハキーム(21)が東京都内で取材に応じ、「(東京)五輪への思いは変わっていない。目標は金メダル。(1年延期でできた期間を)有効活用して練習していきたい」と話した。

 米フロリダ大の学生であるサニブラウンは昨年秋にプロ転向を表明。8月にフロリダ州のプロチームへ加入した。来年の東京五輪に向けて長期的な計画で強化を図るため、前回大会で自身2度目の短距離2冠を達成した日本選手権(10月1〜3日・新潟)は欠場する。【小林悠太】

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