阪神・谷本修球団本部長(55)が25日、チーム内から計7人の新型コロナウイルス感染者が出たことを受け、リモート取材に応じた。

 「(8人の会食について)非常にゆゆしい事態だと思っている。4名の会食においても陽性反応者が出ている。私の判断がミスジャッジということで深く反省しております。これまでは長い遠征の中で、一つも息抜きがないという際に特定日を設けてきた。ただ1日であっても、陽性者が出ることをかんがみても、今後については会食自体を見直す必要があると考えています」と話した。

 球団では感染拡大状況などを考慮し、広島、名古屋遠征時の球団指定日に限り(9月は19日のみ)球団関係者および家族との外食を許可。外食時は個室で、人数は4人まで。2時間程度の制限を設け、マスクを必ず着けること、食事前後の手洗い、うがい、手指の消毒を徹底するなどの対策を取っていた。

 19日の中日戦(ナゴヤD)の試合後、チームでは浜地、馬場、岩崎、小川が名古屋市内の飲食店の個室で外食。また、同市内の別の飲食店を貸し切り、福留、岩貞、陽川、糸原、江越、小林、木浪、チームスタッフの計8人で外食していたという。

 この日、感染が発表されたのは浜地、岩貞、陽川、糸原、馬場、チームスタッフ2人の計7人。岩崎、小川は保健所から濃厚接触者に指定され、福留、江越、小林、木浪は濃厚接触者とは判定されなかったが、球団は濃厚接触者同様に扱うことを決め、この日10人が感染拡大防止特例で登録抹消となった。
報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/b6a4df3b34747dc3f4fec5f70a9dc102b41b65d8