9/23(水) 10:57配信
スポーツ報知

立川志らく

 TBS系情報番組「グッとラック!」(月〜金曜・朝8時)は23日、元TOKIOの山口達也容疑者(48)が酒気帯び運転の疑いで警視庁に逮捕されたことを取り上げた。

 22日午前、東京・練馬区の路上で酒を飲んだ状態でバンクを運転し、交差点で信号待ちをしていた乗用車に追突した疑いで逮捕された。番組ではドライブレコーダーや防犯カメラの映像で、山口容疑者の運転する様子や目撃証言などを紹介した。

 MCの落語家・立川志らく(57)は「お酒はもう飲まない。それから止めたとおっしゃっていた。それが実際は飲んでいた。別に人間は弱いものですから、百歩譲って飲むことはしょうがない。法律違反じゃないから。今回こういうことを起こしてTOKIOのメンバーが悲しむ、復活がなくなる、それからファンが悲しむというのはもちろんあるんだけれども、それ以上に、バイクを運転した。これたまたま大した事故じゃなかったから良かったですけれど、これで人をケガさせたり、下手をすると命を奪う場合もある。そうしたらもう後悔どころの騒ぎじゃない。相手の人生を奪ってしまうわけだから。今回、この程度で済んで見つかったから、まだいい方なんですよ。これでバレたということはね。ホントにやったことはとんでもないことで、たまたまけが人がいなかったというだけのことですから」と、飲酒運転の怖さを指摘。

 「山口容疑者がけがするどうのこうのよりも、人をけがさせて、人の命を奪う可能性がある行為をやったということですからね」とした。

 また、アルコール依存症だったのではないかと非難する声があることには、「依存症だったらば、そう簡単に治るものではないので、『なんで飲んだんだ』と、そこを責めても一つの病気であるならば、そこはあまり攻め込まずに。(アルコール依存症であったと)するならば、ですよね。その治療の最中だったのかもしれない。それで何らかの状況で、また飲んでしまった。ただ、運転している最中にパトカーが来たらスッと(バイクを立て直す)こうなるということはちゃんとした意識が働くんだから、そしたら分からず乗っちゃったじゃないんですよね。悪いことをしているという意識があって乗っている、ここがものすごく問題だと思う」とした。

 「ほかのいろんな情報番組とかでもね。『やめるといったのに何で飲むの』とかいうんだけども、依存症だったらどうにもならないんですよね」と、依存症に対する理解を示したうえで、「これが泥酔状態で自分がどこにいるのかもわからない。『えっ、私バイク乗っていたんですか?』というならわかるんですよ。『えーっ、それは気づきませんでした』っていうならわかるんだけど、やっぱりそこはちゃんと判断ついているんだから」と断罪。

 「そこはやはり自分が何者であるか。また人前で復活したいとおっしゃってるなら、またファンがいる。待っているメンバーもいる。彼が戻って来ないとTOKIOは音楽活動できないと言っているんだから…。そこはぐっとこらえることが私は可能だと思うんだけどね」と話した。

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