Jリーグの観客数上限、30日にも50%に引き上げ 村井チェアマン「多くのクラブが赤字決算になる可能性」

 サッカーのJリーグの村井満チェアマンは21日、収容数1万7000人以上のスタジアムにおける観客数の上限について、早ければ30日の試合から50%に引き上げる考えを示した。
現在は30%程度で運用しており、24日に実行委員会を開いて協議する。
プロ野球との「新型コロナウイルス対策連絡会議」後のオンライン記者会見で明らかにした。

 アウェー観客席の設置は再び先送りする意向で「まずはしっかり状況を見極める。
ステップ・バイ・ステップで検討していきたい」と説明した。

 入場制限によるクラブ経営への影響は大きい。
「多くのクラブが赤字決算になる可能性があり、債務超過が視野に入ってくるクラブもあると思う。全てのクラブがコロナを乗り越えられるような態勢配備をしている」と改めて支援を約束した。

https://www.sanspo.com/soccer/news/20200921/jle20092113570003-n1.html