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横浜FMと札幌が連敗ストップ!C大阪は6連勝で首位と5差に…清水はクラブワーストタイの7連敗

明治安田生命J1リーグは16日に延期分のサガン鳥栖vs北海道コンサドーレ札幌、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場チームの先行開催分の4試合が行われた。

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■鳥栖 0-2 札幌

新型コロナウイルスの影響で延期となっていた第12節、鳥栖と札幌の一戦が駅前不動産スタジアムで開催された。鳥栖は直近の柏レイソル戦から先発を9人と大幅に変更。対する札幌も過密日程を考慮して浦和レッズ戦から先発を4人変えてきた。

試合が動いたのは後半、相手のパスを進藤亮佑が頭で跳ね返すと、前線の駒井善成に。ボールを持った駒井はPA手前から強烈な左足シュートを放つ。これがゴールに突き刺さり、札幌が61分に先制した。

これで勢いづいた札幌はその6分後、途中出場して間もないドウグラス・オリヴェイラが追加点を奪取。2-0で鳥栖を下した札幌が実に10試合ぶりのリーグ戦白星を手に。対鳥栖戦においては6連勝を飾っている。

■FC東京 2-3 大分

FC東京と大分の一戦も後半に試合が動いた。先制したのはアウェイの大分。53分、相手のトラップミスを突いた松本怜がボールを奪取してそのままPAへ。右足で巻き気味のシュートを沈め、大分が先制に成功した。

大分は61分にレアンドロに同点ゴールを許すも、82分に田中達也が勝ち越し点を獲得。86分に野村直輝の今季初ゴールで点差を突き放すと、その後のFC東京の反撃を1点に抑えて逃げ切り。3-2で上位のFC東京を下し、今季2度目の2連勝を達成している。

■神戸 0-1 C大阪

神戸とC大阪の関西対決は、C大阪に軍配があがった。C大阪は前半に都倉賢がこぼれ球に反応した際に、相手GK前川黛也の頭部を蹴ってしまう形になり一発退場となってしまう。

1人少ない状況で残り約70分ほどを戦うことになったが、62分にレアンドロ・デサバトのクロスに柿谷曜一朗が頭で合わせて先制。先取点を奪った11試合で10勝をあげているC大阪は、1人少ないながらもその後の神戸の猛攻を最後までシャットアウト。1-0の完封勝利を収め、6連勝をマークしている。

■横浜FM 3-0 清水

横浜FMと清水の一戦でも、前半に退場者が出た。横浜FMの1点リードで迎えた13分、後方からの縦パスに抜け出した仲川輝人がゴールへ迫るが、清水DF立田悠悟が遅れてチェックに入り、仲川を倒してしまう。これが決定機阻止とみなされ、立田にはレッドカードが提示された。

相手の退場で数的優位に立った横浜FMは、22分に水沼宏太のクロスにオナイウ阿道が絶妙なタイミングでループシュートを決めて追加点を奪うと、28分にも再び水沼、オナイウのコンビネーションから最後はエリキがこの日2点目を獲得。後半こそ得点は生まれなかったものの、3-0の快勝を飾っている。横浜FMは連敗を3でストップした一方で、清水は1996年以来24年ぶりのクラブワーストとなる7連敗を喫している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9475223ab943dc4a35abedb74fac15455f937175