スペインのラ・リーガ1部に所属するエイバルは16日、ニューカッスルから武藤嘉紀を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。事前に『スカイスポーツ』が報じていたところによれば、買い取りオプションは付随していない。

現在28歳の武藤は、2018年の夏に4年契約でニューカッスル入り。初年度はリーグ戦17試合に出場したが1ゴールにとどまった。さらに、2019-20シーズンもスティーブ・ブルース監督の下で出場機会を増やすことができず、リーグ戦での先発出場はわずか2試合に。今季も12日のプレミアリーグ開幕節、ウェストハム戦でベンチ外となるなど、ブルース体制継続で構想外扱いとなっていた。

武藤にとってスペインでのプレーは、日本(FC東京)、ドイツ(マインツ)、イングランド(ニューカッスル)に続くキャリア4カ国目となる。2019-20シーズンに14位でシーズンを終えて6年連続の残留を果たしたエイバルは、乾貴士も在籍。その乾が先発した12日の今季開幕節、ホームでのセルタ戦は0-0で引き分けている。

なお、武藤は新天地では12番を背負うことに。数日の個別トレーニングを経て、来週から全体練習に参加する見込みだ。

9/16(水) 17:20 GOAL
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