アメリカでライブをやりたければここと契約しないと話にならないといわれる
アメリカ最大のツアープロモーターがフェスの新条件
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1)ギャラは今年の額から20%削減
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2)チケットの売れ行きが悪くコンサートをキャンセルした場合のギャラは25%(これまでは100%払われていたそう)
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3)アーティストの都合でコンサートをキャンセルした場合は、アーティストに支払われる予定だったギャラの2倍を罰金として払う(これは前代未聞)
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4)チケットの値段は、プロモーターのみが決める。場合によっては変更する。
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5)支払い方法:フェス出演の場合は、ギャラの10%をフェス開催の1ヶ月前に支払う。契約通りにライブが行なわれたら、残りの90%から通常の経費、税金、制作経費を引いたものを支払う。
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6)マーケティング義務:アーティストはソーシャルメディアを使ってフェスのマーケティングを援助する最低の義務がある。詳しい規定は別途記載。
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7)フェス出演の場合は、ライブ映像の撮影を許可しなくてはいけない。フェスは、それをTVでの生中継、ウェブでのライブストリーム、オンデマンドでのストリーム、衛生ラジオ中継に使用して良い。
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8)グッズ販売:グッズの売り上げの70%がアーティストに支払われる。フェスが終わってから2週間以内にアーティストに送金される。
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9)飛行機代&宿泊費:アーティストが全額負担する
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10)スポンサー:スポンサーに関してはプロモーターが制限なしですべて管理する。アーティストは特定のブランドをステージ上でまたプロダクションで宣伝してはいけない。
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11)義務期間約款:(フェスに出演する時にその近辺でライブをしてはいけない)もしフェスに事前に了解を得ないで、これを違反した場合は、ギャラの削減か、出演のキャンセルをする。その場合はすでに前払いしたギャラを即返金する。
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12)保険:天候ややむを得ない理由でフェスがキャンセルになってもプロモーターはアーティストの経費には責任がない。各自保険に入るように。
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13)やむを得ない理由でのキャンセル:コロナウイルスのようなパンデミックを含む、やむを得ない理由でライブがキャンセルされた場合、アーティストにギャラは支払わない。アーティストは独自にキャンセルになった場合の保険に入らなくてはいけない。
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14)会場が何かしらの理由で使えなくなった場合:会場側か政府からの要請で会場が使えなくなった場合、プロモーターはアーティストとの契約を解除する。アーティストは事前に支払われたギャラを返金する。