遠藤憲一に訊いた今回の悪役、“悪そうに見せるコツ”は?

「実は、これすごい苦手なの。普段は落ち着きないし、どっしりしてないんだよね。心の中も、私生活も、身振りも。これ(顔)だけが怖いの。顔だけが怖くて、悪役に若いときに振られたときに、チンピラだったらいいんだけど、だんだん年と共に、どっしりとしたエリートみたいな悪もくるようになって、これは悩んだ。
自分なりに、上手くいったりいかなかったりしながら、やってきたのは、まず無駄な動きをしたくても我慢する。
ガチャガチャして怖いっていうのもあるけどね。
あと、本当は(声の)キー高いじゃん。これを少しトーンを抑えるとか。」