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【Vtuber】月給1000万円超の#日本人Vtuber も!2大事務所 「にじさんじ」「ホロライブ」のスゴい戦略 急成長する市場とウラにある課題 [Anonymous★]
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0001Anonymous ★
垢版 |
2020/09/13(日) 20:42:12.11ID:CAP_USER9
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75309


日本人Vtuberの勢いが止まらない!

バーチャルYoutuberの桐生ココ氏が、活動開始から1年足らずで累計8,819万円もの投げ銭を獲得し、収益面では世界一のYouTubeライバーとなったことが先月24日に明らかとなった。

同氏は「あさココ」とよばれる早朝のニュース番組形式の生配信で知名度を高め、英語が堪能であることもあって海外ファンも多く存在する。彼女は6月末に配信された「朝ココ」にて「月給が4桁万円を超える 夢があるが税金が怖い」ことを公表し、ファンを驚かせた。

https://www.youtube.com/watch?v=YfibSE3P5Ig

YouTubeの統計情報を公表しているWEBサイト「Playboard」によれば、桐生ココ氏のほかにも、世界3位に潤羽るしあ氏(8,047万円)、4位に湊あくあ氏(7,688万円)と大手Vtuber事務所「ホロライブ」のメンバーが5名ランクイン。

6位には葛葉氏(6,358万円)という、こちらも大手のVtuber事務所「にじさんじ」のメンバーが食い込んでいる状況だ。YouTube Liveの累計収益TOP100のうち、実に62人が日本人Vtuberであることから考えても、Vtuberの勢いは2020年も衰える気配がない。

https://gendai.ismcdn.jp/mwimgs/a/5/-/img_a5b9d166221e00b97f1c5b1f68eabd93239658.png

このランキングで特徴的なのは、かつてのVtuber業界を牽引してきたキズナアイ氏や、輝夜月氏といった、いわゆる”Vtuber四天王”の名前が入っていないことだろう。その背景としては、芸能人Youtuberの回に言及した「動画勢」と「配信勢」の違いもある(参考記事:今一番成功してる芸人YouTuberは「狩野英孝」と言える深いワケ)。



にじさんじ ・ホロライブのビジネスモデル

Vtuber業界で近年隆盛を極めている「にじさんじ」と「ホロライブ」だが、両社は”Vtuber四天王”が得意としていた、VR技術やモーショントラッキングによる動画製作活動をメインとしていない。活動内容の大半が、二次元イラストモデルによるゲーム実況や雑談配信で構成されており、3Dモデルでの配信は、記念やイベントでまれに行われる傾向にある。

この点については、「本来は新技術を活用したコンテンツだったはずのVtuberが、既存文化のゲーム実況や雑談に甘んじている」と批判する声も小さくない。しかし、経営的な観点でみれば、このような運営戦略はむしろ優れていると考えられる。

まず、3Dモデルを活用した配信は、タレントがVR機器と、体の動きを捉えるトラッカーを装着したり、体の動きを追尾できる特殊なカメラを用いたりしてリアルとバーチャルの動きを同期させている。違和感のない配信のためには、バーチャル空間と同じ広さのスタジオを用意する必要があり、タレントをサポートする専門のスタッフの助けも必要だ。

一方で、2Dモデルの場合は、タレントをサポートする補助人員やVR機器、スペースの広さも不要だ。2D配信のデファクトスタンダードであるFaceRigをPCにインストールすれば、WEBカメラに自身の顔を同期させるだけでVtuberとしての配信設定が完了してしまう。

全てのタレントに一律で3Dモデルの配信環境を提供してしまえば、ただでさえひっ迫しているリソースに一層余裕がなくなり、運営状況が破綻するリスクがある。そもそも、顧客の満足度を維持できるのであれば、3Dか2Dかという観点は供給者目線に過ぎず、新技術を無理に活用することはユーザーニーズに即しているといえない。
0002Anonymous ★
垢版 |
2020/09/13(日) 20:42:33.70ID:CAP_USER9
また、Vtuberはアニメのキャラクターとは異なり、「容姿と声が一蓮托生である」という特徴がある。つまりTVアニメ等でよく見られる声優の変更は、Vtuberにおいてはタブーであり、モデルの再利用がほぼ不可能だ。質によっては100万円をゆうに超える3Dモデル。これがお釈迦となり、再利用もできないリスクから考えれば、収益の柱となるライバーにのみ3Dモデルを提供することはむしろ自然な選択であるのかもしれない。

また、人気が出たVtuberのみ3D化するという戦略には他にもメリットがある。桐生ココ氏は6月27日に3Dモデルのお披露目配信を実施した。この配信では、10万人以上が同時視聴し、わずか1時間で過去最高となる約877万円もの投げ銭を得たと推定されている。

ファンにとっては”推し”の3D化はこれほどの悲願なのだ。仮に桐生ココ氏が初めから3Dであったとすれば、3Dである特別感もなければ、「私たちがココ氏を3D化に導いたのだ」というファンの帰属意識の高まりもなかったことだろう。
「ホロライブ」や「にじさんじ」 が2Dをメインに活動する背景には、この方針がファンにとっても事務所にとってもメリットの大きい選択であることにあると考えられる。



ホロライブとにじさんじの違い

以上の分析から、ホロライブとにじさんじは全く同じビジネスモデルであると思われるかもしれない。しかし、両社の活動内容をより注視すると、双方の運営戦略にも特色がある。
まずはホロライブの運営戦略をみていこう。ホロライブには、女性ライバーの「ホロライブ」、男性ライバーの「ホロスターズ」という2つのグループがあり、それぞれ明確に区別されている。

しかし、ライバーが異性のライバーについて極力触れないようにすることは、Vtuberを「アイドル」とみなしているのであれば、当然のことだろう。現実世界のアイドルが異性アイドルに気軽に話しかけるようなことがあれば、たちまち炎上する。アイドルはファンと対峙する存在であるからだ。
一方で、にじさんじはこれと反対のアプローチをとる。同社の運営方針は、ライバーの性別で活動を区別していない。8月に行われた「にじさんじ甲子園」という大型企画や日々の配信等まで、男性ライバーと女性ライバーが仲睦まじく会話する様が散見される。ここから、にじさんじはライバーを「アイドル」というよりも、「学園モノや日常モノのアニメーション」に近い整理をしていると推測される。
ホロライブは、「ライバーと各々のファンが対峙する」という当事者同士の関係を重視する一方で、にじさんじ は「ライバー同士の関係性」を重視しており、にじさんじ ファンはライバー同士の関係性を、第三者として眺めることで効用を得ている側面が強いのではないだろうか。
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