2020年09月10日 05時15分
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2164488/
https://img.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/1fb86010715e312df54366dad1141287-1-356x450.jpg

 大麻で捕まった俳優・伊勢谷友介容疑者(44)には怪しげなヤク友グループ≠ェあったことを本紙はキャッチした! 大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁組織犯罪対策5課に現行犯逮捕された事件で、警視庁は9日に同容疑者が容疑を認める発言をしていることを明らかにした。そんな中、同容疑者らがパーティーを開き大麻に興じる、通称ハッパサークル≠ニ呼ばれるグループの存在が浮上。その仲間とされるモデルAもすでに薬物で逮捕され、有罪判決を受けていた。


 伊勢谷容疑者が取り調べに完落ちした。「大麻は自分が吸うために持っていたものです。日本で法に触れることは理解しています」と供述した。

 組対5課は東京都目黒区にある伊勢谷容疑者の自宅を8日にガサ入れし、約40回分の使用量に相当する大麻を発見したのは本紙昨報どおり。

 捜査関係者が言う。
「大麻は4つの袋に小分けにされ、リビングの机の同じ引き出しの中に保管されていました。隠している感じではなく、しまっているだけという印象です。さらに、大麻のほかに見つかったのはたばこ用の巻き紙約500枚。海外製のもので、3箱にそれぞれ約300枚、約200枚、約30枚入りに分けられ、使用分を差し引くと、総数は500枚ほど。大麻が見つかった机の上に3箱、無造作に置かれていました」

 灰皿の上に吸い殻が5本あり、現在鑑定を進めているが、大麻臭がしないことから現段階ではたばことみているという。同課は入手ルートなどを含め、慎重に捜査を進めている。

 本紙で報じたように、伊勢谷容疑者は知人らにも大麻を促していたのは間違いなさそうだ。「実際に、伊勢谷が中心となったパーティーで大麻に興じていたといわれています。彼が所持していた量は、個人使用にしては多すぎますから」と証言するのは、今回の事件に詳しい事情通。

 さらに、そのパーティーを開いていたグループには、呼び名まであったという。「通称ハッパサークル≠ナす。伊勢谷が意図してサークルを結成したわけではなく、サークルに関係ない周囲からの俗称ですが…。メンバー≠ノは芸能人はもちろん一般人までいました。伊勢谷がパーティーを開き、サークルに一人、また一人と加入者≠ェ現れ、拡大していったようです」(同)

「ハッパ」は言わずもがな大麻の隠語。伊勢谷容疑者を中心としたクスリの友達、いわゆるヤク友≠スちがクローズド(閉鎖的な)な「ハッパサークル」で、夜な夜な大麻をキメていたというわけだ。

 実は、そのサークルのメンバーとみられる者から逮捕者が出ていることも分かっている。昨年、薬物事件で執行猶予付きの有罪判決を食らったモデルAだ。スラリとした長身のハーフ美女だが、大麻を含め、複数の薬物に手を染め、10年近くおぼれていた完全なジャンキー≠セった。そしてこのAは、ファッション誌やCM、バラエティー番組で活躍する人気モデルBと仲が良い。Bは伊勢谷容疑者とも親密だった。

 だが主宰者≠フ逮捕劇でサークルが自然解体となるのは必至。すでに縮小の兆候もある。
「Aは更生を固く誓っていて、サークルからは外れています。現在の拠点は、海外にあり、新規事業を始めているそうです」(同)

 今後、メンバー≠ェ芋づる式で検挙されるかもしれない。