0001爆笑ゴリラ ★
2020/09/06(日) 07:57:52.39ID:CAP_USER9スポニチアネックス
自作した5つのウッドガスストーブを並べる山崎まさよし
【夢中論】今月でデビュー25周年イヤーに突入するシンガー・ソングライターの山崎まさよし(48)。SMAPがカバーした「セロリ」など、普遍的で色あせない名曲を四半世紀にわたって生み出し続けている。その原動力となっているのが、DIY(日曜大工)だ。職人・山崎のものづくりとは――。(飯尾 史彦)
自宅のガレージにブイーン、ブイーンという機械音が響く。ネット通販で買った高さ20センチ前後の大小2つのスチール缶に、電動ドリルで次々と小さな穴を開けている。作っているのは、アウトドアのたき火や調理用として人気のウッドガスストーブだ。
「コロナ禍の自粛中にたまたまYouTubeでウッドガスストーブの自作動画を見て、自分もやってみようと。これが5作目。前作は穴を開けすぎて失敗したけど、今回はうまくいくはず」
工具は電動ドリルと金切りバサミ。大きな缶の中に、底にたくさんの穴を開けたやや小さめの缶をはめ込む。1時間ほどで完成させると早速テストだ。小枝や薪(まき)をその中に入れ、マッチで着火。最初は小さかった炎が、次第に15〜20センチの火柱を立てて激しく燃え盛っていく。「凄い火力でしょ」と満足げな表情を浮かべた。
「木を燃やすと白い煙が出てくるでしょ。これ、ガスなの。ウッドガスストーブっていうのは、このガスを利用して2次燃焼っていう強い火をおこす」
缶に開けた穴を通じてガスがストーブ内を循環。そのガスが燃え、小枝や薪を燃やし尽くす。キャンプ用品として最近脚光を浴びているが、アウトドアに興味がない山崎にとっては「観賞用」。炎を見ながら缶ビールを飲むのが至福の瞬間だ。
DIYにハマったのは、11年の東日本大震災がきっかけ。地震で自宅のスタンドに立ててあったギターが全て倒れたため、強固な木製スタンドを自作したことで木工の魅力にとりつかれた。その後は妻の求めに応じて本立てやプランターも作り、最近では大きな棚を作るために溶接に挑戦した。
「作業中は落ち着いていて心も安定する。設計図もないまま、ああでもない、こうでもないと考えるのが楽しいんですよ」
楽曲作りもDIYと同じスタイルだ。試行錯誤を重ねる。トレンドに左右されない普遍的なポップスを生み出してきた山崎は、ずっと世に残る歌を作るために周囲に意見を求め、楽曲の書き直しをいとわない。
「まさに試行錯誤ですね。何を作るにしてもそう。最初にスケッチがあって、それをだんだんアレンジしていって完成に近づけていくタイプです」
1人で作る利点は、いくらでも試せること。作詞作曲だけでなく、アレンジ(編曲)にこだわり、自身のルーツとするブルースやレゲエ、フォークを楽曲に取り込んでいく。
今月25日にデビュー25周年を迎える。向こう1年間の25周年記念イヤーに向けたキックオフ作品として先月26日にミニアルバム「ONE DAY」を発売した。CDジャケットの写真は95年のデビュー曲「月明かりに照らされて」と同じ場所、同じ画角で撮影。音楽家としての志やスタイルが25年前と何も変わっていないことを強調しているようだ。
「これまで芝居の仕事もしてきたけど、全て無駄ではなかった。シンガー・ソングライターとして長く続けられているのは、いろんなものに手を付けたことで音楽を意志の強いものにしていけたからなんじゃないかな」
新型コロナの感染拡大で2〜12月の全国ツアーは中止となった。自粛期間は午前中にDIY、午後に楽曲作り。公私で充実した“制作期間”を過ごす一方で、その“代償”もあったという。
「テニス肘になっちゃって痛い。多分、電動ドリルの使いすぎが原因。ドリル肘と言うべきかな(笑い)」
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全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a8e48ecd00dd8cb01a702049eecf320e3ebc25c