https://bunshun.jp/articles/-/40016?page=1

「制作スタッフは私達の将来を無視して……」
 7月中旬、物騒なメールがテレ朝の女子アナやプロデューサーに届いた。送り主はテレ朝の人気アナウンサー弘中綾香(29)である。


「2013年入社の弘中は『ミュージックステーション』のサブMCを務めた他、バラエティ番組で活躍。
以前から童顔・毒舌キャラで人気がありましたが、16年スタートの『激レアさんを連れてきた。』でオードリー・若林正恭(41)に対し、厳しく突っ込む姿がウケた。
 昨年同番組がゴールデンに進出し、『好きな女性アナウンサーランキング』でテレ朝初の首位を獲得するなど、名実ともにテレ朝の看板アナとなった」(スポーツ紙記者)

 そんな弘中が冒頭のメールで問題視するのは、テレ朝が昨年12月に開設したYouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』。

「若手の女子アナがエクササイズやスポーツに挑戦しているのですが、グラビアアイドルと見間違うほどの内容です。
たとえば弘中と林美桜アナのコーナー『弘中美活部』では、2人がボディラインが浮かぶスポーツウェアでエクササイズに挑戦。インストラクターにお尻を触診されるシーンもある。
 また三谷紬アナのダイエット企画では、胸の谷間がのぞくタンクトップでトレーニングする姿を披露。三谷アナの動画は再生回数150万を超える大ヒットです」(同前)

弘中は、こうした動画を制作するスタッフに対し、「女子アナの仕事じゃない」とおかんむりの様子だという。

「制作スタッフは私達の将来を無視して、バズらせるためだけに動画を作ってる。皆さん、気を付けた方がいいですよ」

テレ朝局員が解説する。
「一昨年にTikTokで公開した弘中のコスプレ動画がバズった。これを商機とみたテレ朝が始めたのが今回のYouTubeですが、今や再生回数稼ぎで女子アナのセクシーな動画を垂れ流すコンテンツになり下がっています。
こうした制作スタンスに不満をもつ女子アナは多いのですが、スタッフに嫌われると出番が減ってしまうため、口に出しづらい。弘中メールはこうした他のアナたちの“声なき声”を代弁しているのです」

テレ朝広報部は次のように回答した。
「コンテンツはアナウンサーの意向を十分踏まえた上で制作しています。またご指摘のような趣旨のメールはございません」

「毒舌」で片付けてはいけない看板アナの提言である。
https://youtu.be/QRlSi1L91sA