9/4(金) 15:21
スポーツ報知
 
 大相撲7月場所を右肘負傷で途中休場した横綱・鶴竜(35)=陸奥=は4日、東京・墨田区の部屋で稽古を行い、電話取材に応じた。相撲を取る稽古はまだ再開しておらず、「体がまだ戻ってない感じかな。(肘の負傷で)少し休んだ分、体をちょっとまだ戻さないとなという感じ」と現状を報告した。

 4月には第3子となる次女が誕生。新型コロナ禍で家で過ごす時間が多いが、「(世話は)できるかぎり、できることやってますよ。夜寝かしたりとか」と育児に奮闘。子供たちの何げない言動に安らぎを得る。家では絵本などでひらがなや数字を教えたり、相撲を取るときも。だが、「勝っちゃうと怒っちゃうし、泣いちゃう」と子供らに花を持たせるという。

 3月の春場所以降、新型コロナ感染防止のため、出稽古が禁止に。鶴竜が会長を務める力士会では1日に、出稽古の再開を日本相撲協会に要望したが、「ニュースでしか見てないので、まあおそらくダメだろうと」。初日まで約1週間ほどとなった秋場所に向け、「もう出稽古はできないので、とにかく元気な状態でという感じ。体を元気に元に戻して、いつも言っているけど、出るからにはいい成績を残したいというのはある」と意気込んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b42ca54574830c109bce55271cdb53ce9a4b36e3