8/29(土) 23:30配信
デイリースポーツ

R.ケリー

 R&Bで90年代に一世を風靡した歌手のR.ケリー(53)が刑務所の中で暴行にあったそうだ。ケリーは現在、性的目的のための人身売買、恐喝、児童ポルノ所持などの罪でシカゴにあるメトロポリタン・コレクショナル・センター(MCC)に収監中だが本人はそれら全ての関与を否定、一方で担当の弁護士らはケリーが刑務所内で別の受刑者から襲われたことを理由に釈放を求めている。

 R.ケリー(53)が刑務所の中で暴行にあったそうだ。ケリーは現在、性的目的のための人身売買、恐喝、児童ポルノ所持などの罪でシカゴにあるメトロポリタン・コレクショナル・センター(MCC)に収監中だが本人はそれら全ての関与を否定、一方で担当の弁護士らはケリーが刑務所内で別の受刑者から襲われたことを理由に釈放を求めている。

 弁護士の1人、スティーヴ・グリーンバーグ氏はこうツイートしている。

 「昨日、受刑者の1人がシカゴのMCCでR.ケリーを襲ったとの報告を受けました。彼の怪我の程度に関しては矛盾したレポートを貰っています。刑務所側からは何も情報が提供されておらず、ケリー氏からも音沙汰はありません。深刻な怪我でないことを我々は願っています」

 「とにかくケリー氏を釈放する時です。政府は彼の安全を守れていませんし、裁判所での弁護の機会を与えてもくれません。私達は適切な対応を取ることが出来ないのですから、無期限で人々を投獄などするべきではありません」

 そしてもう1人の弁護士ダグラス・アントン氏は、ケリーが無事だとの報告を受けたとして「ロバート(ケリーの本名)がシカゴのMCCで襲撃されたとの報告ですが、彼は身体的には無事で、相手の受刑者は投獄されたことに怒っていただけでロバートとは直接関係ないそうです。情報が更新され次第お知らせ致します」とツイート、ケリーはベッドにいたところを襲われたとCNNに明かした。

 同じくCNNにはまた別の弁護士トム・ファリネラ氏が、ケリーの釈放を求めるとしてこう話していた。

 「MCCでのコロナウイルス対策による制約の中起こった今回の事件は、ケリー氏の釈放が必要であることを示しています。彼が身の危険を恐れることなしに、裁判での弁護を準備をするためにです」

 加えて、グリーンバーグ氏は、刑務所の外でケリーのファン達が釈放を求める抗議をしていることで他の受刑者らの苛立ちが募っているとニューヨーク・ポスト紙に話している。

 「刑務所の外でR.ケリーの抗議運動が行われる度に全ての施設を閉めることとなります」

 「受刑者らは自分たちの物資を貰うことができず、シャワーも浴びれないのです。ただですらそれらの頻度は低いのに。だから彼らは動揺しているのです。ケリーを支援する抗議があることで全員が罰せられているようなものです」

 現在この襲撃を受けてケリーは独房に異動されたようだが、同刑務所の広報エメリー・ネルソン氏は「プライバシー、安全、警備上の理由で、受刑者らの監禁の条件や健康状態についてコメントはできません」と口を閉ざしている。

 今年の5月、ケリーは新型コロナウイルス感染の可能性を理由に、3度目の釈放を求めていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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