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スポーツ報知

「死がすぐ隣にあった」2年4か月ぶり復帰の競泳・古賀淳也が壮絶告白
古賀淳也
◆競泳・東京都特別水泳(29日、辰巳国際水泳場)

 ドーピング違反による2年間の資格停止処分が明けた競泳のリオ五輪代表、古賀淳也(33)=スウィン=が、約2年4か月ぶりの復帰戦に臨んだ。男子50メートル背泳ぎに出場し、25秒04で1位だった。

 09年世界水泳の100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した実力者だったが、18年3月の検査で禁止薬物の陽性反応があり、国際水連から4年間の資格停止処分を受けた。その後、意図的な摂取ではなかったとして期間が2年に短縮。今年5月に処分が明けていた。

 資格停止の期間は精神的に落ち込み「死ぬっていうのがすぐ隣にあった。ベランダをぴょんと飛び越えたら楽になれるのかなと思ったり…」と、壮絶な胸の内を告白した。

 苦しい時間を耐え忍び、レースに戻ってきたベテランの今の目標は東京五輪出場。「出られるのならばメダルを狙っていきたい」と、未来に目を向けた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/0f204713a4fe7a7087835f1e35b32c8c653f639c