8/28(金) 8:27
スポーツ報知

玉川徹氏、大坂なおみの人種差別に対する抗議に「著名であることは社会に対する影響力…責任をちゃんと見せていただいている」
テレビ朝日
 28日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で、女子テニス世界ランク10位の大坂なおみ(22)=日清食品=が開催中のウエスタン・アンド・サザン・オープン(米ニューヨーク)の準決勝に出場することを報じた。

 大坂は、自身のSNSで、黒人男性のジェイコブ・ブレークさんがウィスコンシン州ケノーシャの警察官に銃撃された事件を受け「私はアスリートである前に、黒人女性です。私のテニスの試合を見てもらうことより、今すぐ、どのような行動が必要なのかを考えた」などとコメントし人種差別に対する抗議の意志を表す形で棄権を表明した。

 しかしその後、大会側が27日の試合を全て1日延期する措置をとったことで翻意した。「大会側の求めを受け入れて金曜日(28日の準決勝)でプレーすることにした」との声明を出した。延期が「抗議活動へもっと注目を集めることになった」と考えたとみられる。女子ツアーを統括するWTAと大会主催者に対し「感謝したい」としている。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は今回の大坂の行動に「著名であることはイコール社会に対する影響力でもあるわけです」とし「影響力をどういうふうな使い方をするかということは責任なんです、一種の。そのひとつの例をちゃんと見せていただいているなって気がするんです」とコメントした。

 さらに「責任をもって著名力を行使するっていうふうなこと。それが社会のためになるっていうこと。日本の中でも著名な人に関しては責任があると僕は思うので、ひとつの参考にしたいと思います」と提言していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b860740eb575e3e34276d13dd2bd1a393bd08bb0